三フッ化ホウ素 BF3
特殊ガス BF3のご紹介で、3回目になります。それでは、物性などから
続いてまいりましょう。
物理的、化学的性質
外観:無色の液体
臭気:刺激臭
比重:2.380 (0.1 MPa 20℃)
沸点:-99.9℃
融点:128.3℃
蒸気圧:臨界温度 -12.25 臨界圧力 4.984 MPa
溶解度:1.057 cm3/1cm3 (0.1 MPa 25℃)
危険性情報
引火点:なし
発火点:なし
燃焼範囲:不燃性
安定性:反応性
安定。水と激しく反応し発熱し、フッ化水素酸とフッ化ホウ素酸を生成します。水と反応してフルオロホウ酸を作ります。アルキル金属と反応し、エーテル、エステル、アルコール類と錯体を作ります。
有害性情報
人体影響:加水分解してジボラン、フッ化水素になり、皮膚、眼、上気道、気管支を刺激します。肺水腫、肝障害、脳神経系、心臓、腎臓、胃腸、骨、歯などに障害を与えます。
毒性データ
LC50 3460 mg/m3 (2H) マウス
LC50 1180 mg/m3 (4H) ラット
LC50 109 mg/m3 (4H) モルモット
輸送上の注意
・高圧ガス保安法に準拠して輸送をすること。
・ 容器の転倒に、転落などによる損傷などを防止する措置を講じること。
・ 容器の輸送は専用の車両により行うこと。
・ 使用済み容器(空容器)を積荷するときは、容器全般についてバルブ保護キャップや取り出し口金具を完全に装着すること。
廃棄上の注意
・ アルカリスクラバーによる除害方法で廃棄します。
・ 継続かつ反復して廃棄するときには、ガスの滞留を検知するための措置を講じます。
・ 廃棄した後は、容器バルブを閉じて、容器の転倒及び容器バルブの損傷を防止する措置を講じます。
・ 容器の廃却は容器の所有者が法規に従って行うものであり、使用者が勝手に行ってはいけません。
適用法令
・高圧ガス保安法 第二条(圧縮ガス)一般高圧ガス保安規則第二条(毒性ガス)
・労働安全衛生法 半導体安衛対策指針対象物質
・毒物及び劇物取締法 第二条別表第一毒物
・消防法 第九条の二
・危規則 第三条危険物告示別表第二 高圧ガス
・航空法 積載禁止
・港則法 施行規則第十二条危険物(高圧ガス)
・輸送関連法規 IMDG分類 2.3 標札G
・化審法 No,(1)-44
・半導体材料ガス災害防止自主基準
その他
使用材料:ほとんどの金属構造材が使用できます。フッ素樹脂は常温であれば使用可能です。
特殊ガス設備のことなら、川口液化ケミカル株式会社へ
ご一報ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
8月16日 日曜日
天気 はれ
気温 27℃(PM9:10)
です。
先週金曜日に、埼玉から山梨甲府へ旅立ったサッカー少年団の一行が
本日、埼玉へ帰ってきました。その所要時間は?
なんと三時間でした。
午後4:30山梨の甲府を出発し、中央道を経て首都高を利用して
さいたま市へ到着したのが7:30です。
もっと渋滞すると思いましたが、たいしたことなかったようです。