フロン分解システム
オゾン層は、上部成層圏(地上約20〜40km)に存在しており、生命に有害な波長
280〜320nmの紫外線(UV-B)を吸収しています。有害な紫外線は皮膚ガンや白内
障の原因となるばかりでなく、植物の生育を阻害するなど生態系にも影響を与えている
と言われています。1970年代後半からCFC(クロロフルオロカーボン)やHCFC(ハイドロ
クロロフルオロカーボン)などの化学物質によるオゾン層破壊が問題となり始め、オゾン層
保護のための対策が、地球を守るための緊急かつ重大な課題となっています。
1980年頃から南極上空で毎年9〜10月にオゾン量が急激に低下する減少(オゾンホ
ール)が観測されており、さらに最近の観測では、オゾン層の破壊は南極だけでなく熱帯
雨林を除く地球全体に進行していることが確認されております。
工業ガス業界でも積極的にフロンガスの回収や破壊(無害化)する取り組みが進められ
ております。九州のサツマ酸素工業株式会社さまでは、平成14年に早くもフロンガス回収
破壊センターを開設し、平成17年には自動車リサイクル法によるフロンガス破壊業務の受
託を開始されております。
フロン回収破壊法・自動車リサイクル法・家電リサイクル法 資料
サツマ酸素製フロン分解システム
経済産業省・環境省 許可No,19H0013
フロンと過熱蒸気と空気を高温の反応器へ吹きこみ、分解させることにより
99.99%以上の分解能力を実現し、すべてのフロンガスとハロンの分解が
可能です。
この事業により、サツマ酸素工業株式会社さまは、財団法人屋久島環境文化
財団の賛助会員に参画され、1kgのフロンガスの破壊に対して3円の寄付を行
い、フロンガスの破壊量が増えると寄付金も増える仕組みをとられております。
フロンガス回収業務および破壊事業に関するお問い合わせは
川口液化ケミカル株式会社まで、ご連絡ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
6月2日 火曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝19℃、昼22℃、夜23℃
です。
衣替えとなり、外回りの営業マンもそろそろクールビズで
移動される方も見受けられるようになりました。
まだまだ日影が涼しいので助かりますね。