冷蔵庫が冷える訳
冷蔵庫が冷えるのはなぜなのでしょうか?
それは、液体が蒸発して気体になるとき周囲の熱を奪う性質を
冷媒を使って人工的に作り出しているからなのです。
液体には蒸発して気体になると、周りの熱を奪って冷やす性質が
あります。庭や地面に水を巻くと、一瞬ひんやりと感じられるのも、
水が蒸発して周囲の熱を奪って、熱が下がったからなのです。それ
は、液体から離れた分子が気化する際に、エネルギーを必要とする
ためなのです。この作用を利用したのが冷蔵庫なのです。
気体になった液体をまた気体に戻して、液体から気体、気体から
液体へと状態変化を繰り返すことで、半永久的に冷蔵庫の中を冷や
すことが出来るのです。この液体⇔気体を繰り返すために一役買って
いるのが液体の「冷媒」です。冷蔵庫の冷媒で多く利用されているの
がフロンガスで、蒸発するときに、周りの温度を奪い易くて、気化し易
い特性を持っているのです。
コンプレッサーに代表される圧縮機はモーターを電気で駆動します。
そのとき冷媒ガスを圧縮するのですが、冷媒ガスはこのとき約80℃の
熱を持っています。流れとして次に冷蔵庫の裏側にある放熱板通って
いくうちに、約四十℃まで冷やされ、凝縮された液体に変化します。
液化された冷媒は、とっても細い管(キャピラリーチューブ)を通りな
がら管壁の抵抗で圧力を下げ、冷蔵庫内部にある蒸発器(エバポレー
ター)へと移動します。液体は圧力が下がると気化し易くなりますので
蒸発器で急激に膨張して気体になり、そのとき冷蔵庫の内部の熱を吸
収して温度を下げます。冷蔵庫は、圧縮、凝縮、蒸発と状態変化させる
プロセスを繰り返すことで内部の熱を奪い、外部にその奪った熱を放出
して冷蔵庫の中をいつもヒヤッとした状態に保っているのです。
冷媒ガスや特殊ガス、高圧ガス用ガス機器のことなら
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TEL 048-282-3665
ありがとうございます
5月21日 木曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝23℃、昼31℃、夜26℃
です。
埼玉県の川口市でも30℃を記録しています。
そろそろ暑さの対策が必要な時期になってきましたね。