自動車用新燃料
ガソリンに依存している自動車産業ですが、日本の新エネルギー
政策を受けて 新たなる燃料へのシフトが身近なところで始まってい
ます。
最大の目的はCO2の削減ですが、一番効き目があるのが電気自
動車です。ただし 電気自体を作るのに火力発電などを用いると、そ
の時点でCO2の排出が抑えられ たことにはなりません。
今後有力視されるのがバイオ燃料です。これは生産資源としては
まだ安定供給 には至っていませんが、現在の生産量でもガソリンや
経由との混合によって CO2を減らせる方向に向かうことが出来ます。
バイオ燃料として有力な原料は、 以下の3つです。
・バイオディーゼル燃料
これはこのBlogでも紹介しました。菜種油やヤトロファ油を生成する
方式は純 度がよいのですが、期待できるのは植物系の廃油からの
生成油です。
・バイオエタノール
サトウキビやトウモロコシなどから精製製造する方法が主流ですが、
これでは 食用や飼料と競合してしまいます。このことは世界的に問題
となってるので、 今後は別の原料からの精製製造することが期待され
ています。
・ETBE(エチルターシャリーブチルエーテル)
これはバイオエタノールを原料とする燃料で、ガソリンに数パーセント
混ぜて 使用します。毒性等のデータがないので、いまひとつ普及して
いません。ただ しガソリンと混ぜても性状は変化しない性質を持ってい
ます。さらに金属の腐 食やゴムを劣化させないので、自動車の安全性
や走行性能への影響は少ないようです。
ほかに研究段階としての新燃料は多数あるようです。リサイクルを基本と
した 新燃料が多く普及することを願いたいと思います。
分析用ガス、標準ガス、キャリアーガス(He,Ar,N2,CO2など)
川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご相談下さい。
TEL 048-282-3665
ありがございます
今日の埼玉のお天気は?
3月30日 月曜日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝8℃、昼14℃、夜11℃
です。
今日の屋外は、太陽がキラキラしてすがすがしく
寒さがあるぶん凛として、空気が澄んでいて
気持ちが良いお天気でした。