赤外線式ガス分析計(FTIR/NDIR)
ガス分析方法のご紹介で、前回はガスクロ(Gas Chromatograph)
でした。今回の分析装置はFTIR/NDIRです。
ガス分析に使用される赤外線式ガス分析計には、フーリエ変換
赤外分光計(FTIR)と、非分散型赤外線分析法(NDIR)の2種類が
あります。
FTIRは、マイケルソン干渉計を採用しているので横軸の波数精度
に優れており、複数成分のモニタが可能です。一方のNDIRは、光学
スリットなどを使用し特定成分の測定に特化しているため構造が単
純です。
それぞれともに試料に赤外線をあてて、分子の振動を吸収して測
定するもので、ガスセルと呼ばれるガスサンプルを流し込んで、この
部位に赤外線をあて吸収強度から定量的知見を得れれます。この赤
外線式装置は、測定可能成分についてはとても精度がよく分析でき
ますが、赤外線の吸収がない水素ガスや窒素ガス、酸素ガスなどの
同核二原子分子や希ガスの測定ができないので、これらの成分を測
定する場合には、他の装置と併用する必要があります。
ガスクロ、赤外線式ガス分析計など、分析装置用特殊ガス配管や
特殊ガス供給設備、特殊ガス調整器、特殊ガスバルブなど
川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご相談ください。
TEL 048-282-3665
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2月24日 火曜日
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日本映画が第八十一回アカデミー賞を授賞しましたね!
「おくりびと」の監督 滝田洋二郎氏は授賞式で
「またここに戻ってくる」と抱負を語りました。
日本文化が学術研究のノーベル賞と同じように
世界に影響を与える時代です。