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どうやって気化熱を起こすの?

 冷蔵庫の中は、「冷媒」と呼ばれる物質がぐるぐる
回っています。この冷媒は、圧縮機で圧力をかけると
液体になり、圧力が下がるとガス(気体)に変化します。
冷媒が気体になるとき、周りから気化熱を奪って冷蔵庫
の中の温度を下げる作用がはたらきます。気体になった
冷媒は再び圧縮機に戻り同じ動作を繰り返しながら冷蔵
庫の中を冷やし続けるのです。
 
つまり・・・

冷却器(蒸発器)で圧力を下げるとで冷媒が熱を奪うので
周りの空気が冷たくなり冷気が発生し ⇒ 気体になった
冷媒はガス配管内を移動し圧縮機に移動すると、機械的に
冷媒に圧力を加えて圧縮すると熱を発生 ⇒ 凝縮器で熱
を出した冷媒が液体に戻ると ⇒ 冷却器で冷気を発生させ
冷蔵庫を冷やす

ので、「液体から気体に変化させ」、「気体から液体に変化させ」
といった状態変化を繰り返すのです。

 冷媒は、熱を運ぶ役割を持っていて、冷蔵庫では気化する場所
で気化熱として周りの熱を奪い、その熱を、液体になる場所で凝
縮熱として放出し、冷媒はある場所から別の場所へと熱を運んで
います。冷媒としてよく使われているのが、水・フロンガス・アンモ
ニアなどで、どの冷媒も低い温度で蒸発する性質を持っています。
 東京ドームのエアコンは、水を冷媒として利用したガス吸着式
エアコンを使用しています。近年の自然環境を考慮し、これまでの
冷蔵庫やエアコンに使われてきたフロンガスは、宇宙の有害な紫
外線から地球を守ってくれるオゾン層を破壊するため、1996年に
使用が禁止されています。フロンガスの代わりに代替フロンガスが
使われるようになりましたが、これも地球温暖化の大きな原因になる
ことが解り、最近では「イソブタン」を冷媒に利用したノンフロン冷蔵庫
が登場してきています。

冷媒用代替フロンガス、イソブタンガス、プロパンガスなど
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ありがとうございます

今日の埼玉のお天気は?
 10月12日 日曜日 
 天気 はれ
 気温 17℃

です。
深谷で埼玉県の行事があり、お祭りのテントで
ほうとううどんがふるまわれておりました。
深谷にはうどん屋さんが転々としていて、長ネギを
一緒に煮込んだ物産になっているそうです。

今日の環境情報は?
国連IPCC報告によると、地球の平均気温は温暖化のため
21世紀末に最大6.4℃上昇し、干ばつや洪水、生物種の
絶滅、海面上昇による国土の消失や台風、高潮の被害、熱
射病などの発生率、感染症、突然の冷害や局所的な異常
降雨、異常乾燥などの増加が予想されています。

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