液化ガスによる氷結
暑い盛りのこの時期、空気中の水分も相当に含まれ
汗っかきの人（私も）には汗拭きタオルが欠かせません。
ガス設備も汗をかく、というか水分が液化ガスの冷たい
冷気に寄せられてさながら樹氷のようになります。
白い部分が、ステンレス製のホース部とバルブが雪だるま状態の絵です。
はじめは雪のようなパウダー状ですが、時間が経過するに
つれて、雪の塊がだんだん硬くなり・・・
最終的には氷に変化します。
液化ガスの連続使用する接ガス部に近いバルブ、ホースは
軒並み同じような現象が見られます。
ここで注意です！！！
バルブを開閉動作させる必要が出た場合、無理に廻したり
冶具やモンキーのような工具で氷を叩き落したりしてはいけ
ません。なぜなら衝撃で氷の中のバルブやホースが壊れて
しまう可能性があるからです。
そんな時は？
お湯や水などでゆっくり溶かして、氷がなくなってから通常の
動作を行ってください。特にフレキシブルホース部などは管の
肉厚が薄いので、固まっているときに動かすと割れや破損が
とてもおきやすいのでご注意ください。
液化窒素、液化ヘリウムなど超低温機器、液化ガス設備など
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
ＴＥＬ 048-282-3665
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は？
７月８日 火曜日
天気 雨のち曇り
ボンベ庫の温度 朝２４℃、昼２５℃、２６℃
です。
埼玉でも都内でも
一日に２度、夕立のような激しい雨が降りましたね。
傘を持っててラッキーでした！
今日の環境情報は？
炭酸ガス排出量削減の長期ビジョンは？
昨年ドイツで開催されたＧ８では「２０５０年までに半減」を
目指すことで決議されました。
現状の２６６億トン（先進国１１７億トン、途上国１４９億トン）
を半減するということは１３３億トンとなり、現状の途上国の
１４９億トンだけでも、すでにオーバーしています。
しかしながら途上国は人口増加しますので、現状の生活レベル
のままでも２１６億トン。
先進国の１１７億トンを無視したとしても、目標の１３３億トンを
軽く超えてしまうということは・・・。
１３３億トンを実現するには、先進国は９０％削減、途上国は
５０％削減が必要なのです。
今、クーラーを止められなければ、止めなくとも構わない。
ですが明日は一度たりとも付けられない！ ですよね。