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貯槽の不同沈下測定 一般高圧ガス保安規則 Part15

 ガスタンクが基礎の地盤変化などで傾くことがあっては
なりませんが、環境変化が大きな現代、そうしたことも実際
にある場合どうするのか?

2、沈下の程度とそれに対する措置
 2,1 沈下の程度が h/l が0.5%を超えたとき
   (1) 前項の方法により沈下の程度を1年間毎月(貯槽
      の内部を開放して部分的な沈下の程度を測定する
      場合にあっては6ヶ月ごとに)測定の上記録する
   (2) (1)により測定したとき、沈下の進行している場合には
      次の1年間に沈下の程度が1%を超えると認められる場合
      は、以後引き続き(1)の測定を継続する
 2,2 沈下の程度が h/l が1%を超えるとき
   (1) 貯槽の使用を中止して次の措置のうち貯槽の形状、構造
      容量、製造後の経過年数などに応じて適切な措置を講じる
    イ、アンカーボルトの結合を切り離した上、貯槽に無理な荷重が
     かかならない方法で支持しながら貯槽を基礎から持ち上げ、当
     該基礎の傾斜または沈下の程度に応じて必要な厚さのライナー
     を挿入し、又は無収縮コンクリートを充填する
    ロ、貯槽を持ち上げて沈下しない側のしたの土砂を基礎が水平に
     なるまで取り除く
    ハ、貯槽を持ち上げ、底板を取り外して、基礎面を水平にした後底板
      を取り付けます
   (2) 基礎を修正した場合は、貯槽の持ち上げに際して特に応力を生じた
     と推定される部分に対して、次の方法により試験を行い、割れその他の
     有害な欠陥がないことを確認すること
    イ、日本工業規格 G0565(1992) 鉄鋼材料の磁粉探傷試験方法および
     磁粉模様の分類に規定される方法による磁粉探傷試験
    ロ、日本工業規格 Z3060(1994) 浸透探傷試験方法および浸透指示模様
     の分類に規定される方法による浸透探傷試験
    ハ、日本工業規格 Z3060(1994) 鋼溶接部の超音波探傷試験方法に規定
     される方法による超音波探傷試験
    二、日本工業規格 Z3104(1995) 鋼溶接部継手の放射線透過試験方法に
     規定される方法による放射線透過試験
   (3) 基礎を修正した場合((2)の検査をしたものは、その検査をした後)は
      貯槽の目視による外観検査および水張試験並びに基礎の沈下状況の
      測定を行い、これらに異常が無く、かつ、基礎の沈下量が予め設定した
      計画値以下であることを確認すること
   (4) 基礎を修正した後は、少なくとも三ヶ月ごとに二回、その後は6ヵ月後
      一回不同沈下量を測定し、異常の無いことを確認すること

ガスタンクの不同沈下試験は、法定自主検査の検査項目でもあります。

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ありがとうございます

今日の埼玉のお天気は?
 7月5日 土曜日
 天気 快晴
 気温 28℃

です。
最高の夏日で、濡れたTシャツがものの30分で乾くほど
の洗濯日和でしたね!!

今日の環境情報は?
地球温暖化に際し・・・
現状の二酸化炭素の排出量は、全世界で266億トン
先進8カ国(9億人)は117億トン、一人当たり平均、13トン
中国、インドなど途上国180カ国(57億人)は149億トン、一人当たり平均、2.6トン
今後の先進国人口は増えませんが、2050年途上国は57億人から83億人になります。

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