乾式安全器の定期自主検査 (逆火防止器)
乾式安全器(逆火防止器)の定期自主検査をどのように行えばよいか?
そんなご質問が法令遵守が世の問われている昨今ゆえに多いようです。
定期自主検査の項目は、「外観検査」「気密試験」「逆流防止」「遮断試験」
とし、気密試験に使用するガスはドライエアーまたは窒素ガスを使用すると
ともに、不合格品をお客様で分解せずメーカーに依頼するよう日本乾式安全
協会はすすめております。
※資料の圧力単位 0.1kg/cm2 は SI単位系変更に伴い
0.01MPa となります。
外観検査
目視により損傷、変形、腐食などがないことを確認する
気密試験
乾式安全器の出口側を閉じた後、乾式安全器の入り口側から
0.13MPa の圧力を加え、石鹸水などの塗布またはその他の方法
により乾式安全器の接合部などから漏れがないこと
逆流試験
乾式安全器の出口から 0.01MPa の圧力でガスを流し、乾式安全器
の出口側に漏れがないこと
遮断試験
乾式安全器の遮断弁を手動で作動させ、乾式安全器の出口側に
漏れがないこと
修復および再使用
お客様では、乾式安全器が逆火を受けた場合、吹管および容器の
各バルブを閉じた後、逆火の原因を究明し無くすことに努め、乾式
安全器の各部機構が正常に作動することを確認した後でなければ
修理および再使用はできません。
基本的にはガス機器全般に共通する日常点検や定期検査内容ですね。
※お詫び
ブログをご覧いただいている皆様、毎日ありがとうございます。
昨日の内容が、ソフトの設定の関係で4月21日へ2件目として
アップされておりたいへん失礼いたしました。ただいま4月24日
へと移動致しました。
よろしくお願い致します。
高圧ガス、高圧ガス供給設備、高圧ガス配管工事のことなら
川口液化ケミカル株式会社までお気軽にご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
今日の埼玉のお天気は?
4月25日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝13℃、昼16℃、夜17℃
です。
ガスに関する事故・事件が巷を騒がせております。
毒性ガス、可燃性ガス、窒息性ガスなど、ガスのことを
よく知り、ガス機器のことを理解し、安全に使用するため
弊社でも日々、勉強させていただきます。