金属を冷やす技術
液体窒素を使っての産業に利用されている用途を
ご紹介しましょう。
・冷やしばめ
金属を低温に冷やして収縮する性質と、逆に金属を加熱して
膨張させる性質を利用します。実用例として、自動車の耐磨耗
部品、シリンダーライナー、ベアリング、弁類のシート、軸と車輪
特に残留応力などで精度の高い要求などに適しています。
・深冷処理 (サブゼロ処理:Sub-Zero Treatment)
鋼を加熱と冷却により熱処理制御し、残留オーステナイトをマル
テンサイト変態させる処理を言います。実用例としては、耐磨耗部
品、ベアリング、歯車、ドリルカッター、圧延ロール、計測工具類など
に利用されております。
・低温脆性の利用
金属の種類により異なる、硬化して脆くなる性質を利用し金属を
破断させる処理に利用されています。実用例では、金属のクズ化
処理に用いられております。
・新素材の開発
アモルファス金属などで溶融金属を急冷するなどの技術です。
液体窒素のご用命、利用方法のご相談など
川口液化ケミカル株式会社までお気軽にご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉のお天気は?
1月17日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝3℃、昼4℃、夜3℃です。
年頭のはじまりに関係する漢字で、「こけらおとし」の
「こけら」 は、柿(かき)と書くでしょうか?
実は間違いで、柿(かき)では無く、木ヘンに漢数字の一と
巾(はば)が正しく、市(いち)ではないそうです。
こけらとは?
木を削った切り子などのことを言い、それを払うことが
始まりの意味で杮落としとなったそうです。