超流動
液体ヘリウムは、気体のヘリウムガスが-269℃にな
ると液化して出来ます。
さらに冷やして-271℃になると変わった現象が見ら
れます。見かけはそれまでの液体ヘリウムに変わりは
ないのですが中身の異なる液体に変化するのです。
通常、液体は温度が下がるにつれて密度が大きくなっ
ていきます。ところが液体ヘリウムは正確には絶対温度
の2.2K以下になると密度が小さくなっていくのです。
更に、液体としての粘性が無くなり 0 (ゼロ)になるので
す。そうなると容器に入れてある液体ヘリウムが、勝手
に容器の縁を這い上がって外にこぼれてしまったり、逆
に容器の外側に液体ヘリウムを満たしていたとすると、
これも勝手に容器の外から中に液体が移動するのです。
押し出しているわけでもないのに小さな穴や細いパイプ
を通ってとめどもなく流れ続けるような現象が起こります。
これを超流動といい、液体ヘリウムの不思議現象として
知られています。
液体ヘリウムのご用命やクライオスタットの修理、新規製作
など川口液化ケミカル株式会社まで、お気軽にご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉のお天気は?
1月14日
天気 はれ
気温 5℃
です。
都内地下鉄駅構内で電車を待っていましたら
いきなり辺りが 「ぱあっと」 明るくなりました。
振袖の女性が成人式に望む前でしょうか?
殺風景の駅ホームが一気に明るくなり、周りの
人たちの羨望の的になっていました。
日本の着物はいいですね!