絶縁性ガス
六フッ化硫黄ガスは電気絶縁性がよく、放電を断ち切るガスです。
ネオンガスやアルゴンガスが放電を助ける効果があるのに対し、ま
ったくの逆作用を持ちます。
絶縁性の特性を生かし電気業界の変圧器などに封入されています。
もともとは塩素系合成絶縁油であるPCBが利用されていましたが、問
題が発生すると新たな絶縁体が求めれらました。
絶縁耐力が空気の三倍にもなり、電流を遮断したときに発生するア
ークを断ち切る能力は空気の100倍です。更には500℃の高温でも
熱分解することなく、150℃以下では化学的にも不活性であり、不燃
性でもあるうえ、人体への影響も無いため絶縁性ガスSF6ガスの利用
が進みました。
1968年ごろよりSF6ガスを封入した電力機器が製品化されると、PCB
封入油からあっという間に取って代わりました。そうした変化の流れは現
代にも派生しており、SF6ガスはオゾン層を破壊する規制ガスとして新規
の利用などは制限されるまでになりつつあります。
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今日の埼玉のお天気は?
11月28日
天気 くもり
ボンベ庫の温度 朝10℃、昼11℃、夜11℃
です。
12月はもうそこまで来ているこの時期。
夜になると電飾で飾られた一般家庭のお家や店舗などが
現れ始めています。
いままでにあまり見たことがなかったような「紫色」や「青色」
などの輝きが目を引きますね。