蛍光放電管
先日ご紹介した白熱電球は細い線状のフィラメントに
電気を流して光を作り出していますが、効率としてはたい
へん低く消費電力の2%程度で残りは熱として消えてゆく
のだそうです。
これに対し放電現象を利用した蛍光灯はとても効率が
よい原理を利用しています。
電極の距離を取った上で電極間に電圧をかけ特定の
電圧以上になりますと放電現象が始まり発光します。
真空中でも放電しますが、特定のガスの中でそのガス
特有の発光をします。(真空中でガスを微少に流し放電
させ色を見るガイスラー式真空管もあります。)
ヘリウムガス、ネオンガス、アルゴンガス、クリプトンガス
ナトリウムや水銀の蒸気など放電管内に充てんし放電させ
ると、ネオンは赤く、水銀蒸気は青緑などの色を発光します。
一般家庭で利用している蛍光灯は、少量の水銀蒸気とア
ルゴンガスが封入されていてガラス内面には蛍光体が塗布
してあります。子供の頃、いたずらで割ったりすると粉が飛
んだように見えるのはこの蛍光体ですね。電圧をかけると水
銀蒸気で始まり紫外線が出て蛍光体を照射することで、外部
から見た蛍光灯色が見えるわけです。
映写機、ストロボ光源用のキセノンランプはキセノンガス中
での放電によるものです。
He,Ne,Ar,kr,Xeなど希ガスのご用命は川口液化ケミカル株式
会社までお気軽にご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉川口のお天気は?
11月27日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 昼11℃
です。
千葉の館山で先日魚釣りをしました。
深さ13mほどの見通しがよければ底が見える
辺りに糸を下ろしてのカワハギ釣りです。
大きいものでは30cmほどの大きさで
刺身にするととても美味しくいただくことができました。
これから寒い季節、玄人さんには凍えながら
釣りをするのが醍醐味なのだそうです。