溶断ガス アセチレン
金属を切断したり溶接で接合したりするためには
母材を高温で熱する必要があります。
そのために古くから使われてきたのがアセチレンガス
です。日本では1908年ごろから鉄の溶断用として使用
されだしたようです。現代では目の当たりにすることはあり
ませんが、お祭りなどの屋台で青白い炎と独特の異臭を
放つアセチレンカーバイト灯は、年配の方には懐かしさが
ご記憶にある方が多いようです(臭いは不純物のせい
だそうです)。
アセチレン(C2H2)は、カーバイト(CaC2)と水(H2O)
との反応で熱を発しながら発生します。カーバイトは消石灰
とコークスを電気炉で焼いて作られますが、どの原料も第二
次世界大戦まで安くてどこでも容易に手に入るものでした。
このアセチレンと酸素ガスとの混合火炎は最高6000℃の
高温になります。鉄の溶融温度が1530℃ですので鉄を溶
かして切ることも容易なわけですね。
電気溶接機の台頭と石油化学によるエネルギー転換により
アセチレンの用途は徐々に少なくなっていったのです。
アセチレンガスや酸素ガス、溶断機、ガス供給設備のことなら
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今日の埼玉のお天気は?
11月18日
天気 はれ
気温 9℃です。
今日の強い北風で落ち葉が相当落ちてました。
最近は落ち葉で焼き芋もできないご時勢ですが
道端に落ちた落ち葉をサクサク踏みながら歩くと
なんだか気持ち良いですね。