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特殊高圧ガス注意事項

 特殊高圧ガスはいずれも爆発範囲が広く、毒性も強い
ガスです。漏洩したガスが発火して火災になっているとき
消火すると危険性が大きくなることもあります。ですので
逆に発火せず空気と混ざりながら拡散し、ある程度時間が
経過してから何らかの着火源によって発火すると大きな爆
発になることがあります。
 自然発火性のガスは、容器弁がきちんと締まっていなか
ったり、トラックの荷台の振動で緩んだりして発火しても長
時間気が付かないことがあります。そうした場合に、火炎が
周囲のボンベを加熱し、可燃物などに燃え移ったりしないよう
な注意が必要です。また、漏洩したガスの流速が大きいと
すぐに発火せず、流量が小さくなってから突然爆発することも
あります。常温で分解反応が起こらなくとも、周辺の火事など
によって加熱されると同じように分解爆発するものが多いです。
 携行除害剤として、酸化性・アルカリ性の強いものがあります。
漏洩ガスと除害剤と水などが混合しますと激しく反応し、発熱
したり、危険性のあるガスや物質を生成することもあります。
 
 毒性が極めて強いものが多いので、わずかな量でも人体に
影響を与え、血液毒、臓器毒性など悪影響があります。被災者
に医師の治療を受けさせる際には、被爆したガス名を医師に告
げて、それに合った適切な処置が必要ですが、普通の街医者で
の治療は難しい場合が多いようです。

 漏洩時など、毒性ガスの吸引を防ぐため給気式(陽圧式)空気
呼吸器を使用することが安全のためには欠かせません。防毒マス
クは、特定のガスにしか有効でないものが多いので、アルシン用
であればアルシン用の、ホスフィン用であればホスフィン用のガスに
適応したものを使用しなければなりません。また、一度使用したも
のや使用期限の切れてしまったものなど、確認と更新、点検が大切
です。皮膚に付着するのを防ぐため不浸透性保護服を着用し、密閉
型の保護メガネや全面体形メガネを使用します。また手足の保護に
不浸透性(ゴム又は合成樹脂性)手袋や長靴を使用します。

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冷たい雨が降り続いています。
気温も低く体が冷えるので
暖かいお鍋や、熱燗のお酒など
とっても美味しく感じられますよね。

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