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TIG溶接

 TIG(TIG=Tungsten inert Gasの略)溶接法は、タングステン電極を
使用する不活性ガス(イナートガス)シールドアーク溶接法で1930年
に開発されました。当初はシールドガスとしてヘリウムガスが使用され
ていたことからヘリウムアークという名称が広く使われていたそうです。
これはアメリカのリンデ社の商品名です。国内ではこの技術をダイヘン
社が1955年ヘリアーク(Heli Arc)の溶接に関する技術提携をリンデ社
と締結したそうです。
 現在ではシールドガスとしてアルゴンガスが一般に広く使用されており
TIG溶接のことをアルゴンアーク溶接とも呼んでいます。

 TIG溶接は、非消耗性のタングステン電極と母材の間にアークを発生させ
アルゴンガスなどの不活性ガスにより、溶融金属を大気から保護し、アー
ク熱により母材を溶融接合するアーク溶接法です。溶加棒(フィラーワイヤ
ー)を挿入して、それを溶融金属とする場合と、溶加棒を挿入せず、母材
のみ溶融金属とする場合があります。

TIG溶接の主な特徴は・・・

・不活性ガスシールドなので、溶接金属への不純物混入が極めて少なく
 高品質です。
・工業的に使用されるほとんど全ての金属の溶接が可能です。
・スパッタの発生が少なく、溶接作業が容易です。
・あらゆる継手形状に適用が可能で、溶接姿勢に制限はありません。
・小電流でも安定したアークが得られ、薄板溶接にも適用ができ、裏波
 溶接がしやすいです。

その反面欠点は、比較的高価な不活性ガスを使用することや、溶接速度
がMIG溶接などの溶極式アーク溶接法に比べて遅く(溶接作業効率が
劣る)ことがあげられます。また、ガスシールドアーク溶接特有の風の
影響を受けやすい点もあります。

アルゴンガス、TIG溶接機、BA,EP管自動溶接施行配管工事まで
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ありがとうございます。
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今日の埼玉の天気は?
 10月30日
 天気 はれ
 ボンベ庫の温度 昼19℃、夜18℃

です。
今日は天気がよくて気分が良い最高の一日でしたね!
こんな日が続くと良いなと思いつつ、雨の日も無いと困る
ので、ほどほどに続くといいなと思いました。

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