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壁貫通配管 (X線・コア抜き)

 ガス配管工事で既設の建屋に設備する場合、屋外の
ボンベ庫から屋内のユースポイントに至るまで、壁を貫通
する必要があります。

もちろん建設図面で鉄骨や電気配管などの位置が特定で
きれば問題ありませんが 「大丈夫大丈夫」 などと穴を開
けたら設備全体の電源が落ちた!などということは実際に
起こっている話です。

そんなときは、X線撮影(線撮影探査)を行い、穴を開ましょう。

探傷.jpg
配管施行が進んだ現場で、穴を開けたいのですが
どこでも良いように見えます。
そこで健康診断のようにレントゲン写真を撮るのです。

探傷1.jpg
ダーツゲームのようなターゲット板を固定し狙いを定めます。

探傷2.jpg
何の変化も無い壁面(どこを開けても大丈夫そうに見えるんですよね)

探傷3.jpg
X線撮影した画像です。
緑色の部分が、コンクリート内埋設電気配管です。
まともに穴を開けたら接触してました。

探傷4.jpg
屋外の壁面右下 300 x 300mm がフィルムの大きさで
上半分のガムテープ部が電気配線があります。
どう考えても何もせず抜くことはギャンブルです。

探傷5.jpg
何もない位置をダイヤモンドカッターでコア抜きします。
今回は壁の厚さ140mmです。

探傷6.jpg
無事にガス配管を屋外に出すことが出来ました。

探傷7.jpg
屋内側から壁貫通部に配管を出せ無事に施行完了しました。

探傷8.jpg
コア抜きしたコンクリート片です。

探傷9.jpg
φ50のコア抜き断片はボロボロに砕けてしまいました。

壁貫通が必要な特殊ガス配管のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。

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ありがとうございます。
よろしくお願い致します。

今日の埼玉県のお天気は?
 10月26日
 天気 あめ
 ボンベ庫の温度 朝16℃、昼16℃

です。
今日の雨は、寒い外気の中で結構な量が降りましたね。
屋外作業をされていた方は、あったかいお風呂に早く
入って風邪を引かないようにしてください。

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