壁貫通配管 (X線・コア抜き)
ガス配管工事で既設の建屋に設備する場合、屋外の
ボンベ庫から屋内のユースポイントに至るまで、壁を貫通
する必要があります。
もちろん建設図面で鉄骨や電気配管などの位置が特定で
きれば問題ありませんが 「大丈夫大丈夫」 などと穴を開
けたら設備全体の電源が落ちた!などということは実際に
起こっている話です。
そんなときは、X線撮影(線撮影探査)を行い、穴を開ましょう。
配管施行が進んだ現場で、穴を開けたいのですが
どこでも良いように見えます。
そこで健康診断のようにレントゲン写真を撮るのです。
ダーツゲームのようなターゲット板を固定し狙いを定めます。
何の変化も無い壁面(どこを開けても大丈夫そうに見えるんですよね)
X線撮影した画像です。
緑色の部分が、コンクリート内埋設電気配管です。
まともに穴を開けたら接触してました。
屋外の壁面右下 300 x 300mm がフィルムの大きさで
上半分のガムテープ部が電気配線があります。
どう考えても何もせず抜くことはギャンブルです。
何もない位置をダイヤモンドカッターでコア抜きします。
今回は壁の厚さ140mmです。
無事にガス配管を屋外に出すことが出来ました。
屋内側から壁貫通部に配管を出せ無事に施行完了しました。
コア抜きしたコンクリート片です。
φ50のコア抜き断片はボロボロに砕けてしまいました。
壁貫通が必要な特殊ガス配管のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉県のお天気は?
10月26日
天気 あめ
ボンベ庫の温度 朝16℃、昼16℃
です。
今日の雨は、寒い外気の中で結構な量が降りましたね。
屋外作業をされていた方は、あったかいお風呂に早く
入って風邪を引かないようにしてください。