ステンレスの腐食
ステンレスは、鉄だけの錆びやすい弱点をCr+Niを12%以上
添加し金属表面にごく薄い皮膜を形成することでサビ難くして
いることを昨日ご紹介いたしました。
しかし、それでもステンレス独特の腐食を起こす現象は起こり
えます。どんな腐食形態があるのでしょう?
ステンレス腐食は、「湿食」と「乾食」に別れ・・・
湿食 → 全面腐食
(酸液中のように全面均一で腐食が進むもの)
→ 局部腐食 → 粒界腐食
(結晶粒界に炭化物が析出しているもの)
→ 孔食
(ハロゲンイオンが存在し表面に異物が付着しているもの)
→ 応力腐食割れ
(引張応力がかかり、特定の環境に曝される場合)
→ 隙間腐食
(パッキンの合せ面、異物の下部など隙間に存在するもの)
→ 異種金属との接触腐食
(他の金属と接触して使用する場合)
→ 腐食疲労
(腐食環境で、繰り返し応力を受ける場合)
→ エロージョン
(流体が激しく流動する場合)
乾食 → 高温酸化
(高温の空気に曝されたとき)
→ 高温ガス腐食
(高温のガスに曝されたとき)
などです。
ステンレス製高圧ガス容器、真空チャンバー、継手加工
特殊ガス配管などお気軽に川口液化ケミカル株式会社
までご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉のお天気は?
9月16日
天気 はれ
気温 27℃
です。
秋刀魚一匹98円!(さいたま市内のスーパーで)
網焼きにして、大根醤油で食べながら、ビールを
引っ掛けると最高の季節です。