SO2 二酸化硫黄
二硫化硫黄のガスについてのご紹介です。
燃焼・爆発性
硫黄または硫黄化合物の燃焼により生成するもので
それ自体が燃焼することはありません。
反応性
水に溶解した場合は亜硫酸となり、還元性を示します。
亜硫酸は不安定な物質で水溶液のみで存在し、純粋な
形で取り出すことは出来ません。弱酸性です。
純粋な亜硫酸ガスは一般の金属には腐食作用はありません。
ただし、微量の水分があると腐食作用が著しく進みます。
亜硫酸ガスの水溶液は空気によって徐々に酸化されて硫酸
になり腐食性が大きくなり、鉄などは著しく腐食されます。
人に対する影響
許容濃度は2ppmです。
5〜10ppm 鼻や喉に刺激があり咳が出ます
20 ppm 眼に刺激を感じ咳がひどくなります
30〜40ppm 呼吸が困難になります
50〜100ppm 短時間(30分〜1時間)耐えうる限界です
400〜500ppm 短時間で生命が危険です
慢性毒性で、歯牙酸食症・気管支炎、胃腸障害・結膜炎、鼻喉頭炎
などを起こし疲労感が増します。
ガスが大量に漏れた場合には、噴霧水にガスを吸収させ、付近に
いる人は風上に退避させること。ガスを吸入した場合は、新鮮な空気
の場所に移し、酸素吸入(呼吸が停止している場合には人工呼吸)
を行い、直ちに医師の処置を受けましょう。
救急処置
ガスを吸入した場合には・・・
・咳が出る程度の時には、風通しの良い場所で楽にして休息します。
・呼吸が止まっている時には、新鮮な空気の場所に移して、直ちに
人工呼吸をすると共に医師を呼びます。
・呼吸が回復または弱い患者には酸素吸入が必要です。
・重症者は外見上完全に回復したようでも、1〜2日後に急変し悪化
することもありますので十分注意することが必要です。
・軽傷の場合でも十分に安静にする時間が必要です。
水分を含んだ亜硫酸ガスがかかった場合には・・・
・汚れた衣服を脱いで被害を受けた部分を多量の水で洗浄する。
亜硫酸ガスの液体に皮膚が触れたら・・・
・直ちにシャワーで多量の水をかけた後、石鹸水または水で洗浄します。
目に入った場合は・・・
・直ちに多量の水で洗浄するか、水を満たした容器に顔を入れて洗浄
します。重症のときは専門医の治療を受ける必要があります。
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ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
今日の埼玉のお天気は?
8月11日
天気 はれ
気温 30℃
です。
浦和競馬場で久しぶりに花火大会が行われました。
さいたま市誕生時の三市合併を機会に荒川河川敷
沿いに移ったものの、自動車でしかなかなか行けない
場所は期待した以上のお客様が集まらなかったようです。