異種金属接触腐食
ガスや真空用のバルブをフランジなど接続面で
配管や各種機器と接続させます。
このとき金属の種類が異なると腐食が起きます。
異なる二種類の金属を一つの水溶液のなかに
浸しますと、それぞれの金属で腐食電位が異なる
ために電位差が生じます。この金属同士を直接接触
させ導通すると、両者間に存在する電位差によって
電子の流れが起きます。このとき、電位の低いほうの
金属がアノードとなり、電子を放出して腐食が進みます。
もう一方の電位が高い金属表面では、以下のような
反応が進みます。
2H+ + 2e → H2
1/2 O2 + H2O + 2e → 2OH-
水素が発生するか、酸素還元のカソード反応が起きて
金属はほとんど腐食しません。
異種金属が接触した部位では、一方で金属腐食が
加速的に進み、もう一方では金属が腐食しなくなる現象
が起きます。これを「異種金属接触腐食」といいます。
配管がステンレスで、バルブが鉄ですと、バルブの腐食
が進みます。逆に配管が鉄で、バルブがステンレスですと
配管部が腐食しバルブは腐食しません。短期間では影響
ないでしょうが、長期にわたり設備として考えると注意が
必要です。
液体ヘリウム用クライオスタット、ダイリューション、再液化設備
断熱配管設備、極低温サンプルステージなどお気軽に
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉県のお天気は?
8月26日
天気 はれ
気温 29℃
です。
先日、爬虫類の「ヤモリ」が浴室に紛れ込んでいるのを
見付けました。あまり目にすることのない生き物ですので
マジマジと観察しました。一見トカゲのような感じもします。
ですが予想以上に動きが早くあっという間に物影に隠れて
見えなくなりました。
ちなみに、昔からの言い伝えで「家を守る:やもり」の意味
があるそうです。