毒性ガスの塩素
産業用高圧ガスとしてパルプや繊維などの漂白用途や、上下水道の
殺菌消毒用、合成塩酸またはヨウ素の製造用など多岐に渡ります。
その塩素ガスは、飽和食塩水を電気分解して製造され、常温常圧では
黄緑色のガス体ですが、−34℃の低温度に冷却するか、または圧力
(0.49〜0.59MPa)を加えると常温で淡黄色の液体になります。
容器内では液体です。
燃焼爆発性としては?
塩素自体は爆発性も引火性もありません。塩素ガスは支燃性ですので
他の物質と共に着火現に触れますとその物質を燃焼させます。保冷材
などに塩素が滲み込む場合など注意が必要です。
水素ガス1と、塩素ガス1の混合ガスは、塩素爆鳴気といい、直射
日光などにより点火すると激しい爆発を起こし、塩化水素を生成します。
高温化では鉄すら燃焼させることがあります。塩素容器内に有機
化合物が混入すると塩素化反応(発熱反応)が起こり、温度上昇により
爆発する危険性があります。
反応性としては?
湿った塩素ガスは腐食性が強いです。チタンなどを除いて白煙を生じます。
その反面乾燥した塩素ガスはチタン以外はまったく反応しません。各種金属
に対しては温度が高いほど激しく反応します。(金属と反応して金属の塩化物
を生成します)
アンモニアと反応して塩化アンモニウムを作り白煙を生じますので、これを利用し
塩素の漏れ箇所発見が可能です。
ベンゼン、石灰酸などと反応し激しく発熱します。塩素有機化合物と塩化水素を
生じます。塩素とアセチレンは散乱日射中で緩やかに、直射日光で爆発的に
反応します。
毒性ガス用バルブ、腐食性ガス用調整器(レギュレーター)など
川口液化ケミカル株式会社までお気軽にお問い合わせください。
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ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉のお天気は?
7月3日
天気 くもり
ボンベ庫内の温度 朝23℃、昼25℃、夜25℃
です。
今日の奈良は気温が高くものの湿度はそれほどでは
ありませんでした。(地元の方のコメント)
関東出身の私には、とても熱くハンカチでなくミニタオルで
ようやく汗をぬぐえるほどに感じました。
地域性はまちまちですね。