メタンガス CH4
メタンガスは、最も簡単な飽和炭化水素です。
安定したガスで自然界には大量に存在しています。
天然ガスの主成分で、原油とともに、あるいは単独
で産出されることもあります。水溶性ガスなので地下水
とともに産出されます。また、メタンガスは炭鉱ガスとして
炭田にも産出されることや、有機物の腐敗や分解に伴って
常に発生するガスです。
おもな性質
・分子量 16.04
・融点 −182.76℃
・沸点 −161.49℃
・臨界温度 −82.6℃
・臨界圧力 45.35atm
・爆発範囲 5〜15%(空気中)
メタンガスは、無色透明、無臭の気体です。
毒性はありません。空気中でよく燃え、淡い
青色の炎を出します。
CH4 + 2O2 → CO2 + 2H2O
ニッケル触媒を用いてメタンを高温で酸素や水蒸気と
反応させると、一酸化炭素と水素を生成します。
CH4 + 1/2O2 = CO + 2H2O + 8.7kcal
CH4 + H2O = CO + 3H2 +−49.3kcal
メタンに塩素を反応させると、CH3Cl、CH2Cl2、CHCl3、CCl4
の塩化物を生成します。
天然ガスは工業的に用いられておりいます。水溶性ガスでは
メタン以外の炭化水素をほとんど含みませんが、構造性ガスとして
原油とともに産出する場合は、C2以上のガス状炭化水素をかなり
含有していますので、これらを分離精製し利用しているのです。
天然ガスを低温で液化したものをLNG(液化天然ガス)といいます。
日本は、LNGをLNGタンカーに積載し大量に輸入しているのです。
用途の上で最も多いのが、発電と都市ガスとしての燃料用です。
日本では燃料用に大部分消費されています。また、最近では水蒸気
改質、部分酸化などによる合成原料ガスの製造にも利用されております。
メタンガスおよびメタンガス用ガス機器、特殊ガス配管工事などの
ご相談は、川口液化ケミカル株式会社までお気軽にご連絡ください。
TEL 048-282-3665
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今日の埼玉のお天気は?
6月20日
天気 はれ
ボンベ庫の温度 朝27℃、昼31℃、夜28℃
です。
四国で三段階目の取水制限が始まりました。
関東の水瓶(ダム)も貯水量は極めて少ないようです。
天然資源や天候は、人間の力ではどうにもならない。
日本全国の人の必要な水を、お金で買えるものでもない。
太古の昔から、日本は水を資源と考えるまでもなく
当たり前に、有って当然と利用してきました。
私は、水を大切に使っていきます。