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燃料電池の原理

 LPGや燃料から電気エネルギーに変換させる燃料電池の
仕組みは、酸素ガスと水素ガスを反応させて電気を作り出す
発電装置です。
 学校で勉強した水の電気分解を逆にした反応です。

燃料2.jpg
左図:水分子(H2O)に電気エネルギーを与えると水素分子(H2)と酸素分子(O2)に分解します。
右図:逆に、水素分子(H2)と酸素分子(O2)を水分子(H2O)に分解することで、電気エネルギーを
    取り出せるのです。

 歴史的には、1839年イギリスのウィリアム・ロバート・グローブ卿が
燃料電池の発電実験に成功したことからはじまりました。実用化された
のは、1965年NASAによる有人宇宙船ジェミニ5号の通信機器や
パソコンの電源として搭載され、現在はスペースシャトルにも利用され
ています。燃料電池装置から副産物として生じる水は乗務員の飲料水
として利用されているのです。

ねんりょうでんち2.jpg

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