ゴムホースとホースバンドの使い方
高圧ガスボンベとガス機器を接続する際に、その中間ホースとして
ゴムホースにホースバンドが使用されております。
このゴムホースもガスの種類や劣化、使用方法など怠りますと
ガスが起因する事故につながりますのでご注意ください。
ガス用ゴムホースを使用する場合の注意事項を列記いたします。
※ガス溶接・切断現場を想定した使用例ですが、ほか用途にも共通します
のでご参照ください。
・新しいゴムホースは窒素でブローし、内部のごみなどを吹き飛ばしてから
使用しましょう。この場合、酸素ガスでブローするのは避けましょう。
・ゴムホースは適当な長さのものを使用しましょう。そして酸素用は
黒色もしくは青色。アセチレンやほか燃料ガスは赤色と色分けされて
おりますので、接続間違いや共用したりしないよう注意しましょう。
・液化石油ガス(プロパンガス)用のゴムホースは、耐油性の高い
ネオプレンなどの合成ゴムホースを使用しいましょう。
・ゴムホースは古くなると硬化して割れが発生し、ガス漏れの可能性が
生じます。日常点検などにより早めの交換を判断しましょう。
・調整器、吹管などのホース接続は、ホース口に差し込んだ後ホースバンド
などで締め付け、ガス漏れのなきことを確認しましょう。
・ゴムホース取り付けの際、ナイフやカッターでホースが入りやすいよう
に穴を広げたりするのは止めましょう。締め付け部からガス漏れしたり
削り粉が吹管側に回るなど逆火の原因にも繋がります。
・ホースの連結部に油やグリースなど塗ってゴムホースを締めてはいけません。
・ホースの接続部は、定期的にリークチェックをしましょう。確認には石鹸水
や漏洩検知液などを使用しましょう。
・ホースのガス漏れ確認は、ゴムホース自体を水没させるか、石鹸水をかけ
確認しましょう。このとき酸素ホースにアセチレンを流したり、アセチレンホースに
酸素を流したりしいないよう注意しましょう。
・ホースの漏れ箇所を、ビニールテープや養生テープなど巻きつけてはいけません。
必ず漏れ箇所は破棄し、漏れが無いことを確認してガスを使用してください。
・歩行中にホースを引っ掛けたり、物の下敷きになったり、熱で溶かしたりしないよう
保護板などを利用し安全を確保しましょう。
・ホースを容器に巻きつけたり、肩に掛けての作業は絶対にしないでください。
・作業中は、火花や溶接・切断の際に溶けた金属材料などがゴムホースに触れることが
考えられます。そうした場所にホースを這わせること無く迂回させましょう。
・ホースに着火してしまった場合、あわててホースを踏みつけることなどせず
ゴムホースを二つ折りすることでガスを遮断し火を消せます。そのまま素早く
元バルブを閉止して、ガスの供給を遮断しましょう。このとき、酸素ガスのホースに
火がつきますと、あっという間ににホース内面を火が回りますので注意しましょう。
・ゴムホースは、ガス圧、流量に沿った材質、径のものを使用しましょう。
以上、ゴムホース侮る勿れです!
高圧ガス用ゴムホース、樹脂チューブ、金属配管、ステンレス配管
現場配管工事までご相談ください。
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
今日の埼玉のお天気は?
2007年2月3日
天気 快晴
気温 4℃
です。
朝一番、宇都宮での現場作業は骨身に滲みました。
風がなかったものの、底冷えでした。
股引は必需品ですね!
(ちなみに穿いてませんでした)
人生の格言
大自然の教えとは?
「自然に人情は露ほどもない。
これに抗するものは容赦なく蹴飛ばされる。
これに順うものは恩恵に浴する。」
(長岡半太郎)