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鋳物 造型作業について

 鋳物の技術解説シリーズPart6 「造型」についてです。

 前回の木型製作以降の造型作業は、いろいろな種類の鋳物を
それぞれ選別して「ライン」と呼ばれる造型ラインに区分けし
鋳物に仕上げていきます。

一般的な造型作業は・・・

木型セット → 型込め → 抜型 → 塗型 → 被せ → 注湯 → 解枠

のように一連の作業を終えると再び次の木型をセットして元に戻す
作業の繰り返しです。上記の各項目をご説明いたします。

「木型セット」
木型模型の組み立て作業のことを言います。木型模型は本体木型(骨組み)
とヨロイ(本体の周りに組み付ける模型)に分かれており、先ずこの二つを組み
付けます。双方には「合印・数字・案内」と呼ばれる目印がついているので
組み付け間違いを起こしにくいようになっています。その後に湯口(ゆぐち:溶けた
鉄の流れる道)をセットします。この湯口の大きさや本数はそれぞれ製品ごとに
異なり、標準書に従って施行されます。

「型込め:かたごめ」
砂が固まる硬化剤を混ぜ木型に砂を込めていく作業です。大物ラインではミキサー
(自走式連続砂混錬機)によって型込め作業を進めます。高さのある鋳物の場合
などには数回に分けて繰り返し行います。

「抜径:ばっけい」
型込めした砂が硬化した後、木型を抜き取る作業です。大物ラインなどでは
型込めの翌日に抜型を行いますが、中小物ラインでは効率を考え硬化が進むと
即抜径していきます。

「塗型:とかた」
塗型とは抜型の後に鋳型表面の黒鉛系の塗型剤を塗る作業です。
塗型剤は鋳物の表面をキレイにすることと、砂の焼き付きや浸透の防止
解枠のとき鋳物が簡単に剥離するような役目をします。現在は、安全性と
作業改善の目的から、中子の一部の塗型剤をアルコール希釈塗型剤から
水性塗型剤に替え、はけ塗り作業から、ポンプによるスプレー噴射塗布に
変わってきています。

「被せ:かぶせ」
塗型後の鋳型内部の所定位置に必要な中子を納めて鋳物形状の空間を
作り上げていきます。下鋳型にすべての中子をセットして上鋳型を被せます。
この中子を納める作業は、図面通り、形状や肉厚、寸法、品質など維持する
ためとても大切な作業であり技術を要す作業です。

「注湯:ちゅうとう」
出来上がった鋳型に溶湯を流し込む作業です。キューポラおよび電気炉で溶融
された溶湯を一度取鍋(とりべ)に受けてから、その後天井クレーンで鋳型内に
流し込んできます。このとき一番緊張する場面であり、事故が起きると大変な
ことになるので慎重さが求められる作業です。

「解枠:かいわく」
注湯終了後、出来上がった鋳物を鋳物の中から取り出す作業です。

以上作業の後、砂落とし、ハツリ(仕上げ)、検査、塗装といった工程を経て
鋳物の完成となります。

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 1月17日
 天気 くもり一時小雨
 ボンベ庫内温度 朝5℃ 昼6℃ 夜1℃

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ここ数日間に日中の温度が6℃とまったく変わりません。
面白いですよね!

人生の格言
人間の哀しさとは?
「一体ね、人間というものは、まるでドブ鼠かなんぞのように
 ガタガタ大騒ぎをやるくせに、広い世間の存在を忘れている。
 くだらん、狭い判断を下して得々としているんだ。
 まるで、なっちゃいない。」
(イプセン)

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