メタンガス 製品安全データー(MSDS)
お客様からご質問がございましたメタンガス(CH4)について
安全に関するデーターをお知らせいたします。
製品名 メタン(CH4)
物質の特定
化学名:メタン
構造式:CH4
分子量:16.043
官報公示整理番号:化審法:NO。(2)−1
CAS番号:No.74−82−8
NIOSH:NO.PA1490000
国連分類:クラス2.1 標札E
国連番号:1971(圧縮ガス) 1972(液化ガス)
危険・有害性の分類
種類:高圧ガス、可燃性ガス
危険性:100%メタン雰囲気内へ知らずに入り、呼吸すると
瞬間的に窒息状態となり気絶、窒息死する危険性がある。
空気と容易に爆発混合ガスを形成し、熱源や炎と接触すると
爆発を起こす可能性がある。
有害性:ガス自体の毒性はないが、窒息性があるので注意を要する。
応急措置
皮膚に付いた場合:直ちに汚染された衣服や靴などを脱がせ、付着部
を多量の水を用いて洗い流した後、医師の手当てを受ける。
凍傷を起こした場合は衣服を脱がさずに多量の水で洗い流す。
目に入った場合:直ちに流水で15分以上洗眼し、医師の手当てを受ける。
吸引した場合:酸素欠乏により人事不省に陥ったときは、直ちに新鮮な
空気の場所に移し、安静、保温、に努め、新鮮な空気を吸わせるか
酸素吸入を行う。
呼吸が停止している場合には人工呼吸を行い、速やかに医師の
手当てを受ける。
火災の措置
消化方法:ガスの元弁、容器用弁等を締めて、火災場所へのガスの供給を
停止する。容器が火炎にさらされると内圧が上がり破裂する危険が
あるので、できる限り、容器を安全な場所に移動する。
必要に応じて容器を冷却する。
消化剤:粉末消火器、炭酸ガス消火器など
漏洩時の措置
・漏洩箇所、周囲の状況などを正確に判断し、付近の作業員および所定の方法
により、必要部署に連絡する。
・保護具を着用し、容器用弁の元弁などガス供給系を停止する。
・漏洩措置を行う場合、必ず漏洩箇所の風上側で操作する。
・容器弁からの漏洩時には、容器はシリンダーキャビネットまたは容器収納筒
に収納し、ガスの拡散を防止する。また、弁の増し締めにより止まらないときには
キャップを取り付け、容器を開放された危険性のない場所に移動する。可能ならば
防災キャップを取り付けて、メーカーに連絡の上、返却する。
・配管、設備から漏洩している場合は、容器弁を閉め、系内を不活性ガスで置換した後
漏洩箇所を修理する。
・すべての火元を断ち、可燃性物質を取り除く。
取扱いおよび保管上の注意
取扱い:高圧ガス保安法に準拠して作業する。
換気の良い場所で使用すること。また、火気の近くでは絶対に使用しない。
容器の粗暴な取扱いをしないこと。また、容器を移動させる場合には
必ず保護キャップを装置する。
漏洩検知器を設置し、漏洩を早急に検知できるような対策を講じる。
ガスを容器から取り出す場合には必ず減圧弁(圧力調整器)を用いること。
容器は圧力を若干残した状態で使用を止め、絶対に大気圧以下(負圧)
としない。容器は、ガス漏れのなきことを確認した後、バルブのキャップを
取り付け返却する。
万が一容器を転倒したり、強くぶつけた場合は、漏れ検査を行うこと。
貯蔵:高圧ガス保安法に準拠して貯蔵する。
充填容器、残ガス容器のいずれであても貯蔵所に保管する。貯蔵所の周囲には
火気、引火性、発火性物質を置かない。
また、強力な酸化剤(酸素、ハロゲンなど)や可燃物と一緒に置かない。
容器は40℃以下の温度に保ち直射日光の当たらない換気の良好な
乾燥した場所に保管する。
容器はロープまたは鎖などで、転倒を防止、保管すること。
酸素、塩素、その他の強力な酸化剤や可燃性物質から離す。
以上、メタンガスの製品安全データーのおしらせNO,1でした。
メタンガスのご相談ご用命の際には
川口液化ケミカル株式会社まで
ご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
今日の埼玉のお天気は?
1月12日
天気 朝のうち曇り、のち晴れ
ボンベ庫内の温度 朝4℃、昼6℃、夜2℃
です。
インドネシアで鳥インフルエンザがまた猛威を
ふるっているそうです。
手洗い、うがいを習慣にしましょう。
人生の格言
人間の哀しさとは?
「人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり
変化しやすく、不確定である。
人間は病める動物なのだ。
それはなんによるのか?
人間が他の動物のすべてを合わせたより勇敢で、反抗し
運命に挑戦したのは確かである。
永遠に未来のものである人間、自己自身のために安息できず
あらゆる現在のうちに未来を拍車のように食い込ませる人間
こういう勇敢でゆたかな動物が、もっとも重く病めるもので
ないわけなどうしてあろうか。」
(ニーチェ)