一酸化炭素中毒
一酸化炭素中毒は、ＬＰガスなどを使用している一般家庭で
起きる可能性が高いガス事故です。
一昨年度の事故事例です。
１、一酸化炭素中毒 軽症者3名（熊本県 平成17年12月16日）
・換気が悪かったため不完全燃焼となった。
・湯沸器の使用で，換気扇を作動させていなかったことによるもの
（石油ストーブも併用）。
２、一酸化炭素中毒 軽症者3名（熊本県 平成17年12月31日）
・換気が悪かったため不完全燃焼となった。
・瞬間湯沸器の使用で，換気扇を作動させていなかったことによるもの。
３、一酸化炭素中毒 軽症者1名（長野県 平成17年12月31日）
・排気が悪かったため不完全燃焼となった。
・排気口に「おけ」を置いて塞いでいたことによるもの。
４、一酸化炭素中毒 軽症者4名（熊本県 平成18年3月16日）
・換気が悪かったため不完全燃焼となった。
・瞬間湯沸かし器の点検未実施によるもの。
５、一酸化炭素中毒 軽症者1名（秋田県 平成18年3月20日）
・排気不良のため不完全燃焼をおこした。
・湯沸器と排気筒の継ぎ目から一酸化炭素が漏れていた。
などなど。
それでは、どのように注意したらよいでしょうか？
対策をまとめたものをお知らせいたします。
（ＬＰガス機器使用時の注意事項です！）
一酸化炭素の危険性
・わずかでも吸い込むと中毒を起こしてしまい，死につながります。
・色も臭いもありませんので，出ているかいないかがわかりません。
一酸化炭素の発生原因…「不完全燃焼」
・空気の入れ替えが十分に行われていないと，酸素が足りなくなります。
・LPガスが燃えるには，たくさんの酸素を含む空気が必要です。
・ガスの炎が赤っぽいときは，不完全燃焼をしています。
安全のために…不完全燃焼防止装置
・不完全燃焼防止装置の付いているガス器具を，ぜひおすすめします。
・不完全燃焼を起こす前に自動的にガスが止まります。
換気の重要性
・頭痛・吐き気を感じたら，ただちにガス器具の使用をやめ，窓を開け
新鮮な空気を取り入れて下さい。
・室内では，換気扇を回したり，ときどき窓をあけて十分換気してください。
・排気筒がふさがれて排気ガスを外に出せなくなることもあります。
・小型湯沸器の排気のための小さな窓が目詰まりすることもあります。
・気密性の高いマンションやアパートでは，大型の湯沸器やふろがまを
使っているときに換気扇を回していると，部屋から空気が吸い出され，
ふろがまの煙突から排気ガスが部屋に逆に流れ込むことがあります
のでご注意ください。
・小型湯沸器はあまり長時間使用しないようにしましょう。
以上、当たり前なことですが実践することをお勧めいたします。
ＬＰガス・ＬＰガス機器・ＬＰガス配管工事のことなら
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
ＴＥＬ 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉のお天気は？
2007年1月7日
天気 晴れ
気温 ３℃です。
日中は風が少なく気温の低さほど
寒くはありませんでした。
夜は、子供が怖がるほどの唸るような強風です。
人生の格言
人間の哀しさとは？
「人間というものは
皆他人をうんざりさせようと躍起になる場合の他は
他人のことは少しも構わないのだ。」
（ロマン・ロラン）