アルカリ排水中和用 炭酸ガス
セメントなどアルカリ性にPHの値のずれた排水が公害の原因となります。
そのPH値を、炭酸ガスにより中和する技術があります。
ダムやトンネル工事、生コン生産工場、地下鉄工事、土木基礎工事など
石灰と水が反応し Ca(OH)2 が生成されアルカリ性排水として、セメント
排水が問題になります。
また、薬品処理工場、飲料工場、各種産業用などで苛性ソーダー (NaOH)
など多用されており、それらの排水も問題となっています。
そうした排出される対象物に、中和剤として炭酸ガスを添加し中性にするわけです。
例えば・・・
セメント排水の Ca(OH)2 は?
Ca(OH)2 + 炭酸 (弱酸性) → CaCO3 (中性)
CaCO3 + 炭酸ガス + 水 → Ca(HCO3)2
苛性ソーダー NaOH の場合は?
CO2 + H2O → H2CO3
2NaOH + H2CO3 → NaCO3 + 2H2O
Na2CO3 + H2CO3 → 2NaHCO3
などに変化させます。
過去には安価な薬品で中和させる方法が取られてきましたが
強酸性の薬品と処理することで、逆に廃液が酸性化することによる
二次災害がたびたび発生しております。
炭酸ガスで処理するための中和処理設備は高価なものですが
PH 5.66 の炭酸ガスを利用することは薬品に比べ酸化性に傾きする
こともなく安全な方法になります。
炭酸ガス廃液処理設備のお問い合わせは
川口液化ケミカル株式会社までご連絡ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉の朝の天気は?
2006年12月24日
天気 快晴
気温 8℃
でした。
人生の格言
人間のすばらしさとは?
「正直とか親切とか友情とか
そんな普通の道徳を堅固に守る人こそ
真の偉大な人間というべきである。」
(アナトール・フランス)