乾式安全器(アセチレン)
アセチレンガスを溶接、加熱に使用する場合には
調整器の出口側に乾式安全器を取り付けることが義務化
されております。
乾式安全器の設置義務および定期自主検査の義務について
小さな「逆火」でも火災や人身事故に繋がる危険性が大きく
この安全対策と社会的損害防止のため「逆火防止器」(乾式安全器)
の設置及び定期自主検査が義務づけられております。
高圧ガス保安法 一般高圧ガス保安規則
第六十条十三号、十四号
溶接又は熱切断用アセチレンガス及び天然ガスの消費設備には
逆火防止装置(乾式安全器)を設ける。
高圧ガス保安法
第二十四条五
消費の基準違反
この規則に違反したものは、法第八十三条二号の定めにより、三十万円以下
の罰金に処されられる。
労働安全衛生法
第三百十条
安全器の設置義務
ガス集合装置は、主管及び分岐管に安全器を設け、一つの吹管に対し
安全器が二個以上になるよう設置すること。この安全器は、水封式安全器
あるいは乾式安全器が使用できます。(労働省告示第百十六条)
労働安全衛生法
ガス集合溶接装置は、一年以内ごとに一回、定期に、装置の損傷、変形
腐食などの有無及びその機能について、自主検査を行わなければならない。
お客様での定期検査の実施について
お客様は正常に使用中の乾式安全器でも、ご購入後年一回以上の保守点検
のための「定期自主検査」を行う必要があります。発生した不合格品はメーカーで
修理いたします。
定期検査の項目は、「外観検査」「気密検査」「逆流試験」「遮断試験」などを行います。
検査マニュアルおよび自主検査工具セットは、メーカー及び日本乾式安全工業会で
用意しております。
尚、メーカーでの再検査と実施要領について、三年に一回はメーカーで再検査を
受けるようにお願い致します。
再検査の標準要領
分解 → 洗浄 → 消炎フィルター・消耗部品取替 →組み立て
→ 性能試験 → シール貼付
メーカーで分解し、修理可能かどうか判断いたします。分解の結果、修理できない
場合がございます。再検査を実施した際には「点検シール」が貼付されます。
「点検シール」は、次の点検の時期や再検査時期が分かるようになっております。
ちなみに再検査費用は有償となります。標準取替部品以外に交換した部品についても
実費を申し受けます。
以上 全国高圧ガス溶材組合連合会、日本乾式安全器工業会からのお知らせでした。
アセチレンガスの乾式安全器、ガスの物性などについては
川口液化ケミカル株式会社までご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
今日の埼玉川口市の朝8時半のお天気は?
12月5日
天気 晴れ
ボンベ庫内 温度 7℃
でした。
人生の格言
人間のすばらしさとは?
「人間こそ、笑い、また泣くところの唯一の動物である。
つまり人間こそ、あるがままの事実と
あるべきはずの事実との相違に心を打たれる
唯一の動物である。」
(W・ハズリット)