超電導用ヘリウム
液化ガスの温度でもっとも低い液体ヘリウムを利用し
分析用や医療向け機器のほか、宇宙・核融合の世界で
利用されております。
計測用機器のNMR、医療用機器のMRI(NMR-CT)では、超電導状態を
作り出すために液体ヘリウム、液体窒素が利用されています。
超電導とは?
答え :
「ある物質を超低温に冷やすと電気抵抗が0(ゼロ)になるという現象」
のことをいいます。
超伝導を利用した医療用MRI装置とは?
人間の体の中をさながら輪切りにしたような断層写真のような映像が見られる機器です。
NMR-CT : Nuclear Magnetic Resonance Computer Tomography
核磁気共鳴コンピューター断層診断装置
原理的には、ベッドに横たわった患者さんをリング状横型円柱ドームのシムコイル
と呼ばれるのような中に入っていていただき、超電導マグネットと傾斜磁場コイル・
主コイル・RFコイルなどにより電磁波を当てます。
すると体内の水分がH2(水素)に吸収され、体の中の水分の分布がわかるのです。
それをコンピューター解析して映像化しているのです。
液体ヘリウムを利用しての超電導状態ですと、磁界が安定し、尚且つ高磁界化
が可能になるそうで、要するに、綺麗な体の中の絵が見られる訳です。
医療機器の進歩はとても早く、現在では電気的に極低温を作り出す冷凍機が
医療機器に利用されています。
液体ヘリウムが必要なときには、川口液化ケミカル株式会社まで
ご相談ください。
TEL 048-282-3665
よろしくお願い致します。
ありがとうございます。
人生の格言
運命を切り開く言葉とは?
「わたしの運命ののどくびをしめあげてやるのだ。
けっして運命に圧倒されないぞ。
この人生を千倍も生きたなら
どんなにすてきだろう。」
(ベートーヴェン)