ヘリウムガス
「ヘリウムガス」 のご紹介です。
ヘリウム
He 分子量:4.003
不燃性ガス
1868年ロッキャーが太陽の採層スペクトルから発見して、太陽の
ヘリオスにちなんで「ヘリウム」と名付けたそうです。1895年アルゴンの
発見者であるラムゼイは、アルゴン研究の副産物として、ウラン鉱の一種
であるクレーブ石よりヘリウムを分離精製してその存在を確認するに至りました。
物理的性質
ヘリウムガスの場合
色・臭い 無色・無味・無臭
密度 相対密度 0.1381(0℃、0Pa、空気を1とした場合)
液化ヘリウムの場合
色・臭い 無色・透明
密度 0.125kg/L(−269℃、0Pa)
沸点 −296.8℃(あらゆる物質で最も沸点が低い)
臨界点 −267.95℃(0.13MPa)
蒸発潜熱 26kJ/kg(−269℃)
ヘリウムガスは水素ガスに次いで軽く、不燃性ガスである。
ほとんどの液体に溶け難く、粘度も小さい。
血液に溶け難いため、深海潜水用の人工呼吸器に酸素と混合して
利用されています。
原子が小さく、水素に次いで小さいのが特徴です。
熱伝導率はきわめて高い。
化学的性質
希ガスのひとつであり、化学的には不活性ガスです。
非常に安定なガス(物質)で世紀の化合物は作らないです。
製造方法
世界的に貴重な資源であり、アメリカ、カナダ、ロシアなどにある
地域に産出する放射性鉱物や天然ガスの中に含まれています。
これらを混在する他のガスなど低温や高圧を利用して取り除き
精製して取り出します。
用途例
ガスの用途
・分析用
・溶接用
・原子炉用
・呼吸用
・浮揚力用
・リークテスト用
液体ヘリウムの用途
・超電導磁石用
・超電導ケーブル用
・超電導量子干渉計用
・エネルギー貯蔵用
その他
適用法規
高圧ガス保安法、船舶安全法(危規則第三条危険物等2.2高圧ガス)
航空法(規則第百九十四条危険物高圧ガス)、港則法(規則第十二条
危険物高圧ガス)
英語名 Helium
CAS No, : 7440-59-7
国連番号 : 1046(圧縮されたもの)
1963(深冷液化されたもの)
NISHO No, : MH6250000
既存化学物質番号 : 対象外
ヘリウムガス・液体ヘリウムガス、極低温機器
クライオスタット、4.2Kサンプルステージなど
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人生の格言
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「運命は偶然よりも必然である。
運命は性格のなかにあるという言葉は
けっして等閑に生まれたものではない。」
(芥川龍之介)