カーバイト

C2H2 (アセチレン) 　2006年11月22日

ご年配のお客様がお話されます。

「おたくはガス屋さんだから知っているかもしれないけど　
　カーバイトに水をかけるとアセチレンガスだ出るよね。　

　昔はカーバイトっていう石を遊びで使っていたんだよ。
　雪が降った日なんかはにカーバイトを投げて火をつけるんだ。
　するとね、ボワッと陽炎のようになってな、雪が燃えてるように
　見えるんだよ。

　そんな遊びをよくしたな〜。」

　そういう遊びが出来た時代がうらやましい限りです。
当時は他にも炭鉱所の坑道で暗がりの明かり取りに
使われていて小さな缶コーヒーぐらいの中にカーバイトを
入れて反応生成したアセチレンを炎にして仕事していたのです。

　カーバイト＋水は、吸熱反応ですので、子供が遊ぶにしても
実用上使用していても発熱反応の他のガスと異なり熱くないので
扱いやすかったようです。

　なんでも自動化されて、アセチレンガスがどうやって作られているか
ガスを扱う我々のような業者のものでも知らないことが多くなって
きております。

基本的な原理現象を見失わないよう、興味関心を持ち、そして
探究心を持って業務に携っていきたいものです。

アセチレンガスのことなら川口液化ケミカル株式会社まで
ご相談ください。

ＴＥＬ　048-282-3665

ありがとうございます。
よろしくお願い致します。

人生の格言
運命を切り開く言葉とは？

「今が最悪の事態だ」といえる間は、最悪ではない。
（シェークスピア）