高気圧酸素療法
サッカーのワールドカップ直前に足を骨折し出場が絶望視された
イングランドのスタープレーヤーであるベッカムが、奇跡的な
回復を見せて世界を驚かせました。
そのとき、注目されたのが高気圧酸素療法(HBO)です。
過去にも、酸素ガスを吸引することで体が蘇生されるためボクシング
など激しいスポーツの試合途中に吸引することは禁止されているそうです。
医学的には、肺に吸い込まれた酸素ガスは、血液中のヘモグロビンと
結合することで体の隅々まで運ばれます。この吸引する酸素雰囲気で
空気圧以上の圧力になると、血液中に溶ける酸素の量が増えます。
そうするとヘモグロビンの数に依存することなく酸素を多く体に供給する
ことが可能になるのです。
こうした効用を治療器具として利用しているのが、酸素ガス雰囲気を2.8気圧
(2.8atm)の圧力まで高めた高気圧酸素療法(HBO)です。
空気よりも濃い酸素雰囲気を60分間3セットに分けて吸引することで
ヘモグロビンを介し体に溶け込む酸素量は、通常の約20倍にまでなるようです。
更には血流量を25%減少させすため、炎症を起こしている腫れや痛みを和らげる
効用もあるそうです。
このため、疲労回復、捻挫、肉離れ、靭帯損傷などスポーツの障害に
特に有効で、早い治療開始が早期の現場復帰に直結し、通常の治療の
6〜7割の短期間で感知することができる可能性があるそうです。
酸素を多く吸引することで起こる酸素中毒の副作用や、火災など十分な注意を
怠らず使用することが肝心なことは、早く治癒する以上に心がけたいところです。
酸素ガスのことなら川口液化ケミカル株式会社まで
ご相談ください。
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
人生の格言
運命を切り開く言葉とは?
「運命はわれわれの行為を半分支配し
他の半分をわれわれ自身にゆだねる。」
(マキャベリ)