感震装置(感震器)
地震、雷、火事、親父
高圧ガスを扱う我々にとって、自然災害が発生した時の
二次災害をいかに防ぐかは、とても重要な課題です。
ガス供給設備のボンベや供給源であるタンクに出来るだけ
近い場所で、緊急時にはガスを遮断するのが望ましいと
されております。
バルブは自動で遮断するにしても、もとになるセンサーの選定も
重要です。現在、感震器(地震時のセンサー)は多々あります。
(水銀式、鋼球式など)
以下にご紹介するセンサーは、2枚の金属片を固定し、その間隔
のずれをセンシングする感震装置です。
※中心部の実装基板上にある黒い樹脂に覆われた金属片2枚(縦と横に配列)
特徴
・応急処置などの制御用途に最適です!
・揺れの強さの最大値を4段階LEDで表示され
(100ガル、150ガル、200ガル、250ガル)の動作設定が
可能ですので細かな制御が可能です!
・取り付け場所の共振を低減するため小型・軽量です!
H119xW64xD50 (mm)
・地震判別処理回路を内蔵しているので、衝撃による
誤動作が少なくなりました!
・緊急処置に不可欠な高速応答です!
ex : 設定値 100(100±15gal) 周期 0.3秒
1G=980(gai,cm/s2)
計測した加速度の最大値を瞬時に加速度表示灯に
表示いたします!
・内臓センサーに異常が生じるとLEDと外部出力で
異常を検知します。
地震波を感知すると警報をリレー若しくは多点出力信号として
取り出せます。この信号を利用し緊急遮断弁などを閉止しすれば
地震時の供給ガス自動遮断システムが一応の完成です。
※ただし、感震器には誤動作が付きまといます。
地震波に類似したうねりや振動などには対応できない可能性が
あります。
感震器のご用命、システムとしてのご検討など
川口液化ケミカル株式会社までご連絡ください。
TEL 048-282-3665
よろしくお願い致します。
ありがとうございます。
今日の格言
女性にとっての人生観とは?
「男はダメだよ。位階や勲章に目がくらむからね。
そこへ行くと、女には勲章をぶら下げて喜ぶような
バカはいないから頼もしいよ。」
(福田英子)
機器仕様
・制御出力 リレー出力 1c接点 AC250V 5A/DC30V 5A(抵抗負荷)
リレー多点出力 1a接点x4(コモン端子は共通)
AC250V 1A/DC30V 1A(抵抗負荷)
・エラー信号出力 DC24V 10mA(抵抗負荷、リレー出力のみ該当)
・電源電圧 消費電流 DC12〜24V 75mA max.(リレー動作時)
AC100〜230V 150mA max.(リレー動作時)
・検出方法 加速度(静電容量式)
・検出方向 水平2軸
・設定加速度 100,150,200,250 (gal)
・絶縁抵抗 100MΩ以上 (DC500Vメガにて端子一括とケース間)
・耐電圧 AC1,500V 50/60Hz 1min (端子一括とケース間)
・接続方法 端子台ネジ締め
・取付方法 ネジ締め(M4x2本)またはDINレール
・-10〜+40℃(ただし、結露及び氷結のないこと)
・仕様周囲温度 25〜85%RH