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燃料ガスの発熱量

 可燃性ガス単体での発熱量はガス種により異なります。
プロパンガスなどがエアーバーナーとして一般的ですが
他のガスと総発熱量で比較するとどうでしょうか?

ガス種          総発熱量 kcal/kg
水素            33,886
炭素            7,829
一酸化炭素        2,414
メタン           13,267
アセチレン        11,997
エチレン          12,023
エタン           12,398
メチルアセチレン     12,354
プロピレン         11,692
シクロプロパン      11,868
プロパン        12,034
ブタジエン1-3      11,240
エチルアセチレン    11,478
ブタン           11,837
イソブタン         11,808

水素はともかく、メタン、エタンなどの発熱量が
多いようです。

因みに、燃料ガス+酸素ガスとの火炎温度は
いかがなものでしょうか?

水素   +酸素   2,500℃
一酸化炭素+酸素    2,900℃
メタン    +酸素   2,700℃
アセチレン +酸素   3,100℃
プロパン  +酸素   2,900℃

やはりアセチレンがチャンピオンですね。
だからこそ鋼板切断にはアセチレンガスが
多用されているわけです。

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