真空計の構造 Part5
そろそろ聞きなれない機種が登場してまいります。
商品知識として、ご覧ください。
四極子形質量分析計
(非偏向形質量分析計)
通称、四重極などとも呼ばれます。
この真空計(真空計といっても精度が高いので分析計といえます)は
測定するガスをイオン化するイオン源部と、そのイオンの質量電荷比
に応じて分離する質量分離部と、さらには質量分離したイオンを検出
するイオン検出部から構成されます。
各ガスごとの分圧測定を行えます。
質量分離方式によって、偏向形(磁場計)と非偏向形に分けられます。
四極子形は非偏向形に属するもので、質量分離部は4本の柱状電極
から構成されております。
特徴としては、質量数がリニアで、各ガスのピークが読みやすいことです。
また、マグネットを利用していないので小型であり、軽量なセンサーです。
質量分析計、Qマスなどのご相談ご購入の際には
川口液化ケミカル株式会社まで、ご連絡ください。
TEL 048-282-3665
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
今日の格言
女性にとっての人生観とは?
「育児は芸術である。」
(ハーロック)