真空計の構造 Part3
ベアード・アルパート真空計のご紹介です。
ベアード・アルパート?
知らないなあ?
高真空領域では、とってもメジャーな真空ゲージです。
大学、官公庁研究室では先ずこの真空計が使われてます。
「BAゲージ」だと解りますよね。
日本名は「熱陰極電離真空計」です。
因みに英文名は Bayard-Alpert gauge・B-A gauge
・Hot cathode ionization gauge です。
ガラス球の中にフィラメントが発光している状態をご覧に
なられているでしょう。筒状のグリッドの外側に熱陰極を配置して
軸線上に細線の集イオン電極を配置してX線限界を低下させます。
三極管形と比較すると測定可能な圧力限界が広くなった熱陰極
電離真空計です。
経時変化するので、圧力測定値の校正などきっちり行い管理
することが必要とされています。また、実際のゲージの設置する場所
取り付け位置や周囲の電界、磁界など影響を多分に受けますので
注意しましょう。
根本的に、ガス導入や真空が低下する際など、フィラメントが切れ
ないようにハンドリングしないと都度センサーヘッドを交換すること
にもなりますのでご注意ください。
B-Aゲージ(B-A真空計)真空計のご用命ご相談は
川口液化ケミカル株式会社まで、ご相談ください。
TEL 048-282-3665
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
今日の格言
女性にとっての人生観とは?
「子供を、いつ、何人もつかを決めるのは女性の権利で
これを制限するようなことはすべきでないと思う。」
(H・シピラ夫人)