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排ガス浄化

 工業ガス界では、排ガス処理と言えば表面処理や
成膜などのあとに残った有害物質や有毒ガスを無害化する
ことが主目的であり、酸やアルカリの水溶液で中和したり
吸着剤と言われる特定のガスと反応する除害剤と反応させて
無害化し大気放出または拡散させて爆発限界や無害と
される濃度まで薄めます。

 自動車の排ガスでは、とても複雑怪奇な処理を経て、国や国家間の
厳しい規制値をクリアーしているんです。

 そのなかでも触媒を利用した浄化処理は、酸化触媒、還元触媒
三元触媒などが実用化されていています。乗用車では三元触媒
方式が主流でNOxなどは99%補足するそうです。
三元触媒方式は、排気で問題になる一酸化炭素、窒素酸化物
炭化水素(ハイドロカーボン)を触媒自体は変化せず、HC及びCOが
酸化してH2OとCO2へ、またNOxが還元してN2へそれぞれ無害化
していきます。一酸化炭素や炭化水素の酸化に窒素酸化物の酸素が
使われるため窒素酸化物は窒素に還元されます。そのためには
酸素が過不足なく燃料を燃焼させる空燃比、すなわち理論空燃比
に制御されることが必要となるのディーゼルエンジンでは使用されて
いないそうです。
   
 そこに、酸化触媒、DPF(Diesel Particulate Filter、ディーゼル
・パティキュレート・フィルター)、NOx触媒の組み合わせによって画期的
なクリーン度を実現した方式が出来たそうです。
排気ガス中のNOxを吸着してアンモニアに転化し、別の触媒内で転化
されたアンモニアを吸着して排気ガス中のNOxを窒素(N2)に浄化して
無害化するそうです。

技術の粋を集めた正に夢の浄化装置といえるのではないでしょうか。
工業ガス界では、そこまで無害化処理の技術は革新的ではありません。
ですが、自動車の例を見ていると除害装置などでも無害化できない
ことは無いのではないかと錯覚してしまいます。公害の元になるガスの
排気ガス浄化と、微量でも人体に影響あるガスを無害化除害処理を
する装置の違いがあります。
技術革新は、時代の先端を行く自動車業界に学ばせていただきます。

 工業ガスの除害装置、排ガスダクト工事、毒性ガス検知警報器など
川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご相談ください。
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ありがとうございます

今日の格言
男と生まれた、その人生観とは?
「多すぎなければ十分でない」
(フランスのことわざ)
 人間の欲望はまことに際限がない。
どんなに恵まれていても、もっとと思う。

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