炭酸飲料用 CO2
先日ご紹介のビール工場で利用されている炭酸ガスに近い
利用方法です。
もっとも、ビール工場でラインのビール発酵中発生する
炭酸ガスを回収し精製しておりますので、これを炭酸飲料
にそのまま利用しているケースが多いようです。
サイダーやコーラなど炭酸飲料の泡は、炭酸ガスです。
ジュース原料の中に炭酸ガスを吹き込んで溶かし込ませ
ジュワー〜っとした清涼感を出しています。
以下、炭酸飲料の製造工程の順を追ってご紹介します。
1、クエン酸を酸溶解槽で溶解します。
2、調合タンクでフレーバーや色素などを調合します。
このとき、砂糖などで出来た濃度50%程度の糖も
調合します。
3、いったん貯槽に蓄えられ、ろ過工程を経た水が脱気や
冷却された後、混合されます。
(飲料に含まれる水に対し、温度が低いほど炭酸ガス
が溶け込み易いのです。)
4、カーボネーターといわれる炭酸ガス吹き込み装置で
炭酸ガスが加えられます。
5、ビンや缶に充填・密封され製品として出荷されます。
このとき、炭酸飲料に使用される炭酸ガスは350cc缶で
1本あたり約2g。ビールの場合は、約3.5gだそうです。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
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(チャニング)