ビール用炭酸ガス CO2
炭酸ガスの用途シリーズ2回目です。
暑い夏に生ビールを一気にいただくと美味しいですよね。
ご存知の方も多いと思いますが、生ビールはジョッキに
ビールの樽に炭酸ガスを押し出し式に流し込むことで
ビールディスペンサーから出てくるわけです。
緑色の7kg容器(腰の高さ、約外径250mm)が
多く使用されていますが、30kg、5kg、などのボンベもあります。
イギリスやアメリカでは、炭酸ガスだけでなく窒素との
混合ガスで利用されているビールも少数ながらあるそうです。
その他にビール用に炭酸ガスはビール工場の製造工程でも
利用されているのです。
一般的なビール工場の製造工程は
大麦 → 麦芽 → 麦汁 →酵母を添加→ 主発酵
→ 後発酵 → 生ビール → ビール
以上のような工程をタンクからタンクへと原料の液を炭酸ガスで
圧送されるのです。
実はビール中の酵母の発酵により炭酸ガスが発生します。
この炭酸ガスは、しっかり回収し不純物などを取り除き(精製)
工場内の他の用途に使用されたり、外販したりしているのです。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
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(サウザーン)