チタンの特性
チタン材は、一般的には軽い金属で登山用ポットなどでも
重宝されています。
チタンの特性は
・高融点(１６６８℃）で、熱伝導率が小さく、純チタンでＳＵＳ３０４と同等です
・線膨張係数が小さく、ＳＵＳ３０４の約半分で、ガラス、コンクリートとほぼ同等です
・α （稠密六方）と β （体心立方）の変態点を持っています
・塩化物、酸化物性の酸、有機酸、塩素や次亜塩素酸を含む水溶液などに
対して不働態被膜の存在によって優れた耐食性を示します
・チタンもチタン合金も非磁性です
・比重が低く強度が鉄鋼並みで、比強度が大きく、チタン合金は約５００℃まで
実用金属中５％になります
・耐力が大きく、耐力、引張強さの比は純チタン合金で約７０〜８０％、チタン合金で
９０〜９５％になります
・ヤング率が小さく、鉄、ステンレス鋼の半分で、純チタンも合金もステンレス鋼
同様、低温脆性を起こしません
・耐摩擦性に劣り、焼付けを起こしやすく、化学的に活性で酸素や窒素と反応しやすい
などの特性を活かしさまざまな用途で使用されております。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
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今日の格言
理想への挑戦とは？
「みずからを向上しようと試みることが必要である。
この意識は生きている限り持続するべきである。」
（クリスティーヌ女史）