実験室の換気
今月17日に、薬品工場で薬品の調合をしていた際に、何らかのガスが
実験室内に充満し、二名の方が死傷する事故になっています。
薬品の反応などで有機ガスや反応性の高いガスが発生する
実験室などでは、ドラフターや局所排気する天蓋など、室内の
雰囲気を屋外若しくは無害化したフレッシュなガスと置換する
構造になっているか検査することが必要です。
人体に影響のある毒性ガスに限らず、酸素濃度が少なくなる
環境であったり、窒素や炭酸ガスなど不活性ガスの充満による
窒息を起こす雰囲気でないか、適切な空調設備になっているか?
今までやってこれたから・・・。 とか
気を付けて使うようにするから・・・。 とか
予算が通らないから、本当はそうしたほうがいいんだけど・・・。 とか
よく知らないけど、大丈夫だといわれてる・・・。 とか
命と引き換えです。
換気風量の計測や、実験室で必要なガス警報器の類など
施行の際には、十分注意したいものです。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
今日の格言
理想への挑戦とは?
「新しいものは旧いものの敵である。
新時代はいつも旧時代から犯罪視される。」
(シラー)