高圧ガスの製造
高圧ガスの製造とは・・・?
高圧ガスの製造という言葉を聞くと、恐らく皆さんは
自動車工場で自動車を作ったり、テレビ工場で
テレビを作るようにガス工場でガスを混合したり
化学反応させたりして作っている様子を想像され
るのではないでしょうか。
高圧ガス保安法の法律上の解釈は、一般的な
製造とはまったく違います。法律上の「高圧ガス製造」
は以下のようなことをいいます。
1、圧力を変化させる
1)高圧ガスでないガスが高圧となる場合
例:アクアラング用エアーコンプレッサー(圧縮機)に
よる昇圧など大気圧(0MPa)を、15MPaまで
昇圧する場合。
2)高圧ガスがさらに圧力の高い高圧ガスとなる場合
例:コンプレッサーによる昇圧などで、15MPaの
ボンベから出てきたガス圧力を、さらに25MPa
まで昇圧する場合。
3)圧力の高い高圧ガスが、圧力の低い高圧ガスとなる場合
例:ガス調整器(減圧弁)のよる降圧など、ボンベのガス
圧力15MPaを5MPaまで減圧するる場合。
4)高圧ガスである液化ガスをポンプまたは気体により加圧する場合
例:加圧ポンプによる昇圧など、現に0.5MPaある圧力
のガスを、0.7MPaまで圧力を上げる場合。
さらに続きます。(つづきは明日ご紹介します。)
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
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今日の格言
志を立てるとは?
「危険もなしに勝つというのは
栄光を伴わぬ勝利だ。」
(コルネイユ)