配管工事のお見積り
ガス配管工事(他、真空配管・排ガスダクト配管)のお見積り依頼を
頂戴した場合、原則は、現場に赴き下見の上、ボンベから壁や天井
を伝い機械装置または実験装置、分析装置などへの距離を測り詳細
の見積り作成・提示となります。
その時、お客さん自身でご確認いただきたいことがあります。
その一 ガスの種類はなんですか?
(例:高純度窒素ガス、高純度空気など)
そのニ 圧力はどの程度でご利用になられたいですか?
(例:0.1〜0.15MPa 旧単位1〜1.5kg/cm2など)
その三 流量(どれだけ流したい)はいくつでしょうか?
(例:毎分5L もしくは 10L容器を真空から大気にする、置換するなど)
以上が分かっていますと、お見積りが速やかに進みます。
更には、次の事項が分かれば現場下見をしないで、概算にはなりますが
予算用などのお見積りをお作りすることも出来ます。
その四 配管を通すルート(平面図)は決まっていますか?
(例:配管の通り道は、だいたいのところを計画していただいていると
ご提案が早く進みます。)
その五 配管の距離はわかりますか?
(例:上記ににも関わりますが、ルートの距離をメジャーで計測
していただいていると概算見積りが可能となります。)
以上、5項目が分かればおおよそ金額的なものが判断できます。
そのほか、配管の材質や表面処理グレード、継ぎ手の選択、バルブ
調整器、流量計、圧力計、サポート箇所など細かなところはお話を
聞かせていただきながら対応できると思います。
もちろん、詳細な見積りは現場採寸、確認作業が絶対に必要です。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
今日の格言
志を立てるとは?
「この道がいかに正しくともいまだ我が国にては
行われず、したがって当代に志を述べんとする
ものは用うべからず。」
(吉田松陰)