ボンベの使用方法 その2
ボンベを使いたい場合、最低限ガスボンベとレギュレーターが
必要なことを前回解説いたしました。
本日はその続きです。
ガスが入ったガスボンベ、それに圧力を調整するガス調整器。
ここまでそろえば、あとはガスを使用したい機械や場所まで
ガスを流す道を用意すればいいのです。
前述の調整器出口から、継手などを介してチューブや金属配管で
ユーズポイントまで持っていきます。このとき、ガスの用途により
樹脂のチューブや継手の仕様など選定することになります。
一般産業用の純度や不純物、水分などそれほど厳密に管理を
必要としない場合には、ビニールチューブのようなもので延ばして
使用するのが安価ですし、使い勝手も良いかと思います。
また、継手部も差し込み継手といって、チューブを差し込むと止まる。
簡単なものが使えますのでお勧めです。
いやいや、純度が大事、せっかっくの高純度ガスなのに水分が入って
しまっては意味がないと言う場合は、金属配管で施行することを
お勧めいたします。
もちろんつないですぐは使えませんよ。
よくパージして、ゴミや配管内部に残っている不要な成分を吐き出してから
使用するようにしましょう。このポイントを見逃しますと、大事な装置や
チャンバーなどにゴミや水分が回り込んでしまうことも考えられますよ。
ご注意ください。
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
今日の格言
人の一生とは?
「二十歳のときハンサムでなく
三十のとき強くなく
四十のとき財がなく
五十のとき賢くなけりゃ
けっきょく一生なんでもない。」
(イギリス)
言い得て妙といえることわざです。