エネルギー節約
「日本人の節約習慣はエネルギーの分野で際立ち、芸術の域」
日本のエネルギー効率性と節約についての海外評です。
実際、昨年のガソリン販売が21年ぶりに減少に転じたそうです。
新日石では前年より22万キロリットル(1.5%)減り、精製メーカー
各社も軒並み販売量を減少させているようです。
過去ガソリン消費が減少した例としては、1950年代以後、第1次石油
ショックで石油価格が暴騰した1974年の時。それから異常気温により
行楽客の移動が減った1984年の時の過去2回だけだっそうです。
特に日本の長期不況が続いた1990年代でもガソリン販売量は毎年増加
傾向を維持していたようです。
日本エネルギー経済研究所はエネルギー効率性増大および人口減少、
産業の成熟化による2次製造業の比率の減少などにより日本の石油消
費量は2004年1日478万バレルから2030年には369万バレルと
20%減ると見込んでいます。
また日本国内全エネルギー源で石油の占める比率が2030年37%と
なり、2004年より10ポイント低くなるものと予想されています。
国際エネルギー機構(IEA)や世界銀行などによると日本の国内総生産
(GDP)当たりの石油消費量(2003年基準)は全世界平均の半分で、
世界で最も少なく、まったく同じGDPを生産するために使われる石油量は
ドイツなら日本の1.3倍、米国は1.7倍、中国は3.7倍にのぼるようです。
資源がないからこそ、割高なエネルギー消費国だからこそ
無から生み出される知恵なのではないでしょうか?
高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
ありがとうございます。
今日の格言
人の一生とは?
「私はその人柄のうちにいくらか老人的なものを
持っている青年を好ましく思う。同じように青年的な
ものをいくらか持っている老人を好ましく思う。
このような規則に従う人間は体が年をとっても心が
老いることはけっしてない。」
(キケロ)