高圧ガス関係法規 電気事業法
関係法規シリーズの電気事業法についてお知らせいたします。
ガス工事と電気工事は新規の施工で重なることがよくあります。
電気事業法では、ガス工事と直接関係する規定などそれほど多く
ありませんが、存在します。
電気事業法関連として
「電気設備に関する技術基準を定める省令」の中に電線路と
建造物(高圧ガス設備を含む)との隔離距離が定められています。
電線路区分との離隔距離は以下の通りです。
電線路区分 離隔距離 条 例 備 考
低圧屋内配線低圧 10cm 204条 ガス管、水道管などが対象
( 裸 線 ) (30cm)
低圧架空電線 上方の場合 2m 90条 ( )内は電線が高圧絶縁電線
(1m) または、ケーブルの場合
下方、測方 60cm
の場合 (30cm)
高圧架空電線 上方の場合 2m 91条 ( )内は電線がケーブルの場合
(1m)
下方、測方 80cm
の場合 (40cm)
特別高圧架空電線 上方の場合1.2m 138条 35,000V 以下ケーブル仕様
下方、測方 50cm
の場合
※電線路が下方に施設される場合は、相互の水平距離は3m以上とします。
さらには、電気事業法における電圧とは?(第三条規定)
直 流 交 流
低 圧 ≦750V ≦600V
高 圧 750〜7000V 600〜7000V
特別高圧 >7000V >7000V
川口液化ケミカル株式会社は電気工事士の資格を有する
管工事施行業者です。
ガス設備に付随する電気工事
電気工事に付随するガス工事など
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
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今日の格言
人生にとって時間とは?
「現在、一つを持っているほうが、未来において
二つ持つよりも値打がある。
一方は確実だが、一方はそうではないから。」
(ラ・フォンテーヌ)