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ガスボンベの扱い 実務編

昨日の高圧ガスボンベの取扱い(衝撃と破損)は
少々教科書的要素が多いものでした。

本日は実践編でまいります。

先ず、ガスボンベは1本 50〜60kg近くあります。
現在は超軽量ボンベと称し、新型ボンベでは相当軽いものも
あろうかと思いますが、それでも大人一人分の重量があります。

トラックでの運搬はできる限りの必須条件ですが
ワゴン車やバンなどに搭載して、急ブレーキの拍子に
ボンベが貨物室から運転者のシートを突き破り
背中から強打したという事故があったと聞いております。

ボンベのミサイルが飛んでくると思って
固定や運搬方法は十分考慮してください。

また、くれぐれもお願い致します。
毒性ガスを運搬する際には、ボンベを屋外の荷台に搭載する
トラックで必ず運んでください。

営業職の方など、まかり間違えば急ぎだという理由で
密閉した車両で毒ガスボンベを運ぶことがあるようです。

絶対止めてください!

また、運搬しているガスが可燃性ガスの場合
いつ何時ガスが漏洩しているとも限りません。
絶対に火気厳禁です。
タバコを吸いたくても、我慢してください。
少々タバコを我慢するのは、ガス爆発で死んでしまうことに比べれば
決して、おおそれた、たいしたことではありません。

トラックであっても、荷台のアセチレンガスが漏れていて
タバコでなく、車のイグニッションを回した途端、「ドカン!!」
という事故も現にあるのです。

自分自身、危険の認識が甘くなり
「いつもやっている」 とか
「ちょっとそこまでだから」 とか
「このくらいなら大丈夫」 など
良くありがちな思考をしがちです。

ですが、事故は忘れた頃にやってくる。

備えよ常に!

注意しましょう。

川口液化ケミカル株式会社
高圧ガス、低温機器、真空機器
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ありがとうござます。

今日の格言
人生にとって時間とは?
「未来がどうなるか、あれこれ詮索するのを止めよ。
 しかし、時がもたらすものが何であれ
 贈り物として受けよ。」
(ホラティウス)

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