メタンガス
1月3日 アメリカ ウェストバージニア州の炭鉱で爆発が起こりました。
年末年始の休暇明けに、13人が専用車両で坑道内に入ったところ爆発が起きたそうです。現在のところ、メタンガスへの引火が原因とみられています。
米CNNテレビなどによると、爆発後に高濃度の一酸化炭素ガスが検出されているため、救出作業開始まで約11時間待たなければならなかったそうです。
昨日に引き続きガスが起因する事故です。
メタンガスは、目に見えません。臭いもありません。色もありません。人間の五感では感じられない、危険を感知できないガスです。
一酸化炭素も同様です。今そこに存在していても、安全だとも、危険だとも、判断できないのです。
メタンガスの爆発限界は、空気中に 5.3〜14% の濃度で爆発します。100%に近い濃い状態では爆発しません。どちらかというと、配管などから僅かに漏洩した状態で発火する可能性が高いのです。
日本国内で使用されている都市ガスも、メタンガスを主成分とするものです。
少しの量でも、漏れたガスに引火したら爆発するとご記憶ください。
ガスは、その物性を知ることが、安全の第一歩です。
川口液化ケミカル株式会社
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我慢し、成功してもすぐ有頂天にならないことだ。」
(ドフトエフスキー)