天然ガスバーナー
天然ガスで行う鉄筋のガス圧接工法が実用化されてます。
北海道の一般国道の橋脚工事で初の本格施工が行われました。
従来の建築・土木の工事における鉄筋の接合には、アセチレンを燃料とした
「ガス圧接」が広く使われてきました。このアセチレンに替えて、環境性に優れた
天然ガスを用いて鉄筋を圧接する工法が、社団法人日本圧接協会による
「A級継手※」の認定を取得しました。
※A級継手・・・強度と剛性がほぼ母材となる鉄筋と同等であることを
所定の性能確認試験で確認された鉄筋継手
優れた環境性とは?
環境性についてLCA(Life Cycle Assessment)解析を行った結果
従来のアセチレンを用いたガス圧接から本工法に変更する事によって
CO2等の地球温暖化ガスの排出は約60%削減され、省エネルギー効果も
約40%に達することが確認されています。(開発業者解説より)
ちなみに、アセチレンの燃焼を化学式でご紹介しましょう。
C2H2 + 2.5O2 → 2CO2 + H20
そうです、完全燃焼です。
以上、天然ガスのボンベでガス加熱器が実用化されたお話でした。
川口液化ケミカル株式会社
TEL 048-282-3665
今日の格言
人生とはなにか?
「わが行く道に茨多し
されど生命の道は一つ
このほかに道はなし
この道を行く。」
(武者小路実篤)